日頃、高校生や小学生と接していて、どんな時に力を発揮しているか、と見ていて気づいたことがあります。
たとえば、小学生なら、「分数の割り算ができるようになる」という目的があったとします。
この場合、「どうしたらこの子ができるようになるか」というと、圧倒的に「やりたい」と思った時なんですね。
「やらなきゃ」と思っている子はたくさんいます。
でもそれで伸びるのは、一瞬です。
ずーっとモチベーションを保っていけるのは、「やりたい‼」と思った時、もっと言うなら「やりたい‼」と思い続けることなんです。
高校生も同じです。
大学合格のために「これをやらなきゃいけないんですよね~」と言っているうちは伸びません。
「Must」または「Have to」というのはいわば義務感からの発想です。
だからそこには「辛い」感じが漂っています。
時に悲壮感が漂っています。
楽しくないんですね。
だから空気が動きにくい。
それに比べて、「本当はこれがやりたいんです」と言っている空気は軽やかで楽しいんですね。
動きがあります。
誰かが何かを強制しなくても、もう思いがそちらに向かっています。
これが自分の生きる目的になった場合は強いです。
難しいと思われるようなことも突破していくのです。
自分の思い描く姿に自分でわくわくするから、それが大きなエネルギーになっていくのですね。
人生は一度きりです。
もちろん魂は生まれ変わりを繰り返しますから、今世でできないことは来世に持ち越しです。
でもせっかくなら、今回の人生で、できる限りのことはしたいと思いませんか?
それなら、人に言われたからこうする、という他人を意識する「Must」や「Have to」ではなく、
よい意味での自分を中心にした「Want」で生きていく方が何倍も価値ある生き方になっていくわけです。
ご家庭がある意味本人任せなところはよいのです。
問題は、本人の意向を無視した、教育熱心という名の子どものやる気をつぶしているご家庭です。
私自身は、通う側としても、教える側としても、「学校」は大好きですし、価値のあるところだとは思っています。でも、何としても通わなければならない所でもないとも思っているのです。
学校とはまさに「Want」つまり「行きたい‼」そしてそこで勉強なり他の活動なりを「やりたい‼」と思った時に価値のある所なのではないでしょうか?
楽しければ、「行くな!」と言ったって行くでしょう。
「行きたくない」のは何か理由があるわけです。
「行かなければ」という考えよりも、「行きたくない」その根本原因を見つけることの方が大切だと思うわけです。
勉強も楽しければ「やるな!」と言ったってやるでしょう。
「やりたくない」のは何故なのか、そこを探っていったら案外簡単に「やりたくない」は「やりたい」にかわるのです。
「やりたい‼」に変えるのがプロだと思います。
ひとたび面白くなって「やりたい‼」と思うようになると、劇的に変化します。
そんな例をたくさん目の当たりにしています。
長い古文の文章だって暗誦してしまいますし、
「書けません」と言っていた文章だって、積極的に「書いたから見て下さい♡」と言ってくるようになるのです。
小学校高学年なら「割合」の問題だってわかるようになるし、中学年なら「分数の割り算」だって「なぁ~んだ!」と言うくらいできるようになります。
「漢字」が全く書けませんという低学年の子が、今や満点ばかり取るようになり、ますます「やりたい‼」と張り切る姿も見ています。
「やりたい‼」思いを引き出してあげましょう!
これを私は今後、世の悩めるお母さんに伝えていきたいなと思うようになってきました。
私自身、4人の子育てを経験して、色々な思いも味わってきました。
誇らしい思いをしたこともあれば、学校に呼び出されて「お母さん失格‼」と言われたこともあります。
息子に、その先生好みの行動をさせなかったからなのです。
理不尽ですね。
これをお読みの方で、親子で学校が原因で傷ついているというお知り合いがいらしたら、是非とも紹介いただけたらと思います。
親として色々な担任の先生と出会ってきた経験
教師として現場で同僚の教員と接してきた経験
親として自分の子たちと関わってきた中での失敗談と嬉しかったこと
教師として児童・生徒を指導してきた上での成功談とミスしたこと
ここから後輩ママさんたちにアドバイスできることは山ほどあります。
是非、子どもたちの輝かしい未来のために、子どもひとりひとりの「やりたい‼」を引き出していきましょう。
本来の自分に気づくために、シータヒーリングは効果があります。
そして、うまく自分を発揮するためにはネガティブな考えから解放される必要があります。
それはアロマオイルのヒーリングであるレインドロップがとてもよく働いてくれます。
みんなが生きたい人生を送ることができたら幸せですね❤
本日もおつきあいいただきましてありがとうございました。