もう十年近くなるでしょうか。近所で火事があり、我が家にも延焼の危険があるということで消防士さんがやってきました。土足で上がり込もうとしたのを、ちょうど我が家に遊びに来てくれていた実家の母がストップをかけてくれました。延焼を防ぐためなら天井を突き破ることもする勢いでしたが、これも母がやめさせてくれました。
さてその時の消防士さんの言葉で非常に印象に残っているものがあります。
「火事になる家っていうのは玄関を開けるとわかるんですよ」のひとことです。
「えっ?」と聞き返してしまいました。
これは一体どういうことかと思って尋ねましたら、火事になる家の玄関は決まって乱雑だというのです。
これが普遍的な真実かどうかはわかりませんが、ベテランの消防士さんのその言葉は忘れっぽい私の記憶に深く残りました。
そして、火事に限らず、ある現象を呼び込むということは起こり得るのではないかと、その経験から思うようになりました。
たとえば・・・
いつも同じような悪い女にひっかかる
いつも同じように奥さんのいる人を好きになってしまう
いつも人に利用されてしまう・・・などなど。
私の場合は、私なりの大きな買い物をすると、しばらくして決まって担当の人が代わってしまう、ということが数件続いて起こっています。
これ、呼び込んでいるのかな?だとしたらどんなことを?
自分が根本的に変わらない限り同じことを繰り返す、ということなのかもしれません。
ストーカーにつきまとわれるので引っ越したら、引っ越し先でもまたストーカー被害に会ってしまったという知人がいます。彼女が魅力的なのはその通りかもしれませんが、これも呼びこんでしまっているのかもしれないのです。
人通りの多いビルの1階の空き店舗。以前はお弁当屋さんで、しばらくすると焼き鳥専門店に。そのうち居酒屋さんに変わってしまったと思ったら、最近はとうとうブランド買取りショップになっている・・・
これなども一種マイナスの呼び込みでしょう。この場合は、その場所の持っている傾向なのでしょう。
マイナスがあるならきっとプラスもあるはず!プラスの呼び込みの例としては
世間では「悪い子」とレッテルを貼られてる子たちが、文房具屋のおばあちゃんのところに行くと「いい子」になる、
何故かわからないけど会社のA子さんは、いつも人から差し入れのものをもらう
枯れそうなお花がB子さんの家にもらわれると生き返る
などなど。
せっかくなら、よい運気を呼び込みたいですね。
そしてどうやらそれはできることのようです‼
本日もおつきあいいただきましてありがとうございました。