今日で一月が終わりますね。あっという間でした。
あっという間ではありましたが、人生で出会う大切な方たちとは、お年賀状や日々の暮らしや仕事を通してやりとりできたように思います。
瞬時に人を変え得る、画期的なワザである「シータヒーリング」とは昨年出会ったばかりなのですが、今や自分の中で大きなウェイトを占めています。これまでおこなって来た「四柱推命」などの占術とどのように融合させていくかをただ今検討しているところです。
健康のために今年になってから始めていることもあります。それはまた日をあらためてご紹介いたしますね。
暮れから今日までに、嬉しいニュースもいくつか届きました。
ひとつは、亡き母が尊敬していた弁護士のF氏が叙勲されたというお知らせです。誠実なお人柄と優秀なお仕事で、法曹界をリードしてこられたF氏がご夫婦で天皇陛下に謁見されたのはなるほどもっともなことです。
人にとって最も大切と私が思っているものは「徳」なのですが、その「徳」をを実践されてこられたからです。
「徳なき時代」とまで言われる今このときだからこそ、よりいっそう価値のあることだと思います。
そして、もうひとつは、友人の人生が一冊の本に紹介されたことです。
「生きる場所を、もう一度選ぶ」がそのタイトルです。
副題が「移住した23人の選択」、著者は小林奈穂子さん。
どんな方かというと・・・
合同会社みつばち社プランナー兼ライター。北海道出身。2名のユニットからなるみつばち社の1号で、小野寺洋(現ロンドン在住)と共に活動している。(中略)2013年にみちばち社として独立。立ち上げ以来”small is beatiful”を掲げ、主に小規模な自治体や企業、NPOなどの、小さいからこその魅力を引き出して伝えるコミュニケーションデザインに取り組んでいる。
という人です。いろんな「クリエイト」をされてこられた方のようです。
そして本の帯いわく、
「移住するかどうか」よりも、「どう生きるか」。本書には、同時代にこれほど多様な生き方があるのか、という肉声を収めています。就職・転職サイトでは見つからなかった「あなたが生きる場所」。そこにたどり着くための選択肢が豊かになることを願ってお贈りします。
とあります。
この本で紹介されている23人のうちのひとりが、中高時代の同級生である山腰真澄さんです。
「自分を救ってくれた奄美の役に立ちたい」として取り上げられています。
通っていた中高は「自由」を掲げる校風でしたが、その中でもホントの「自由」を追求したひとりが真澄さんです。女子校にいながら所謂女子教育というものを受けなかった私たちは、常に「人」として生きることを中高6年を通して学んだように思います。
「好きにやりなさい。そのうち道は見つかるでしょう」という、徹底的に本人任せの学校でしたから、進路指導もあったかなぁ…なかったような気がするなぁ…そんな感じで過ごしました。ただ常に「祈り」がありました。
そんな中、真澄さんは実にのびのびとしていてステキでした。ハードロックのバンドも結成していたようです。短大卒業後にOLを経たのち、外資系コンサルティング会社に就職。週に40冊もの本を読破して猛烈に頑張った末、コンサルタントにキャリアアップ。
職場結婚したご主人もまた当時としては型破りで自由な考えの持ち主だったようです。25年は働きなさいと彼女に言ったそうですから。
25年経って計画通り仕事を辞めて、奄美に移住。台風のときにまともに受ける波は大変だったものの念願の暮らしを手に入れた、と本には書いてあります。
ところが移り住んでわずか11ヶ月後にご主人は他界。シュノーケル中の心不全が原因だったそうです。
立ち直るまでには5年の月日を要したようです。その間支え続けてくれた奄美。そこにい続けるために立ち上げた会社が移住支援のサイトだったのだそうです。
「たくさんの人たちを巻き込んで、奄美のネット上の発信基地として役立ちたい」という思いは、彼女のライフワークとなっていろようです。
フェイスブックにも彼女の撮影した美しい海の写真がよくアップされているのですが、彼女のファンがたくさんいることがわかります。澄んだ海のような飾らない人柄と笑顔に引き寄せられる人は多いんだろうなと思います。
この本の存在を教えて下さったのも、本人ではなかったのです。フェイスブック上でつながっている、おそらく彼女のファンのおひとりではないかと思います。
最後に紹介されている意外な打ち明け話に私はホッとしました。それは真澄さんがアレルギー体質だったというものです。紫外線による湿疹と虫さされに弱かった話です。それが奄美に来てから出なくなったというのです!
同じく紫外線と虫さされに弱い私には驚きと共に希望の持てる話です!
そのうち行こう、きっと行こう、真澄さんのことを紹介をしているうちに何だかそんな思いが強くなってきました。
さて、奄美での生活で真澄さんが感じていること。それは「85歳以下は高齢者じゃない」だそうです。奄美、おそるべし‼
本日もおつきあいいただきましてありがとうございました。