いよいよ新学期の授業が始まりました。
教室に行くたびに新しい生徒と出会うので新鮮ですし、廊下で昨年まで教えていた子たちとすれ違うのも、また楽しいひとコマです。
教室に入って、いわゆる「礼!」をするとき、どうしても身体が傾いていたり、足を交差させていたりする子がいます。叱りつけて言うことを聞かせるのは簡単ですが、そんな時私は
「大地のエネルギーをしっかり感じてね~」と言ったりします。
最初、生徒たちは戸惑ったり、クスっと笑ったりしますが、「本氣」なんだと気づくと美しい姿勢で立つようになります。
そう、大地(実際には床ですが)には地球からのエネルギーがあります。
そして体を真っ直ぐにすることで、よい「氣」が身体に流れやすくなるのです。
よい「氣」が巡れば、よい雰囲気にもなるので、好循環だと思っています。
大地のエネルギーを感じる映画に「ダンス・ウイズ・ウルブズ」があります。
ケビン・コスナーが主演したこの映画は、ネイティブアメリカンのスー族の生活が色濃く描かれています。
このスー族のひとつにラコタ族がいて、彼らの文化がレインドロップ開発のもとになった話は先日のブログに紹介しました。
この映画でも、ネイティブアメリカンを追い払う白人たちが野卑で野蛮に表現されているのに対して、ネイティブアメリカンの文化や生活が実に豊かで味わい深く描かれています。
「文化」って、本当は、自然の恵みを感じて、そこに敬意を払って、生きていくことではないかと思わされます。
それは、本来人が持っている生命力が、命あるもの全てとつながっていることに気づくことなのかもしれません。
オーロラにエネルギーがあると感じて、そのエネルギーを取り込むことに始まった「レインドロップ」が有効なのも、自然のパワーを感じることに端を発しているからにほかなりません。
そして、植物の持つ叡智が凝縮されているのがエッセンシャルオイルです。
たとえば私の好きな香りであるレモングラスというオイル一つとっても、それを塗布した場合に得られる効果として
消化を助ける・結合組織の調整及び再生・血管の拡張→血液の循環をよくする・リンパの流れをよくする・鎮痛(頭痛・のどの痛みなどに効く)・むくみ・視力の回復・・・などなどたくさんあります。
香りを嗅いだだけでも、精神的な自覚と浄化ができると言われています。
本当の賢さをアロマオイルから学んでいる今日この頃です。
本日もおつきあいいただきましてありがとうございました。