おもてなしの氣持ち

今日はみごとな満月ですね!

その満月に見守られて帰宅した私ですが、今日は同窓会の幹事で司会進行を務めてきましたぁ‼

 

1年前に次回(今日)の幹事決めのときに、氣づいたら「やります‼」と手を挙げて、両隣りと前の席に座っていた友人も巻き込んでしまったときは大きな挑戦と思っていました。

が、この1年で会の運行など任せられることが増えたせいか、緊張することもなくできました。

 

秘訣は、というと・・・

ベクトルを自分に向けない、ということではないかと思うのです。

 

徹底的に、いらした方からの目線で目的物を見る、ということです。

 

自分にベクトルが向いていると

「こんなことしたらどう思われるかな?」とか

「これを言ったら?」や「あれをしなかったら?」など心配をしてしまいます。

 

心配をしている空気は重いのでなるべくなら心配はしない方がいいんですね。

 

そうは言っても・・・

 

ならば心配の材料を少しでも少なくして「本番」に臨むのがよいわけですが、これもやはり自分にベクトルが向いていると「氣になって仕方ない」ですよね。

 

こんなときに役に立つのは「おもてなし」の気持ちかなと思います。

 

相手がどう感じるかに全精力を傾けるわけです。

 

たとえば昨日のような同窓会の場合。

参加して下さった先生からひと言いただく場面。

その先生が「気持ちよく」マイクを持てるような紹介をするのです。

 

この時、褒め殺しは私は好みません。

「褒める」というより「楽しくなる」ような言葉を加えるのです。

 

化学を教えて下さっていたT先生は、その同窓会にずっと出てらっしゃるという情報を耳にしました。

私たち生徒だった側は、主催者は出席しますが、そうでない場合は「子育て」「夫の転勤」「自分自身の出張」「地方に引っ越し」から「海外赴任」やら「慶事・法事」など色々な事情があって必ずしも毎回参加というのはムリ。

年齢がいってからは「介護」がついてまわるようになりました。

 

その中でT先生はどうやら「ほぼ参加」なさっているとのこと。

 

そこでT先生からをご紹介するする時に「T先生は、毎年続いてきたこの会にほぼ皆勤のようです~」と言って会場からは拍手が起こりました。

 

ところが、あとで事情をよく知る仲間から「ほぼ」じゃなくて「皆勤」らしいよ、教えてもらいましたので、

あとで「先程T先生のご紹介で『ほぼ皆勤』とお伝えしましたが、『ほぼ』ではなく『皆勤賞」の間違いでした‼」とアナウンスしたところ、先程よりもさらに大きな拍手喝采が起こったのでした。

 

もうお一人の先生はお店の場所がおそらくおわかりにならない・・・

場所は渋谷、しかも大きなビルの裏側にあるため、一度行ったことがあっても迷うおそれがあります。

そこで、幹事以外で、昨年も参加してお店の場所をおぼろげながらも分かっていて、「役に立ちたい」と常々言ってくれてる人で・・・と思って、ひとり声をかけたら即答でOK。

当日は、心配することなく、先生とその友人の到着を待つことができました。

 

そして、彼女は来年の幹事さんのひとりもなってくれる、と言うおまけ付き!

 

仲間の幹事の中には「先生の駅までのお迎えも私たちでやるべき」という者もいました。

でも私は幹事は会場に控えるほうがよい、ということと

頼まれたら私なら嬉しい、ということから

依頼してみたのでした。

 

正解はないと思います。

全てたまたま上手くいったのかもしれません。

でも、反対に失敗もないというのが私の考えです。

 

ちょっとしたトラブルが起こったら、それもまた「思いがけない出来事」としてむしろ「思い出」になるだろうと思ってるんです。

 

そして、面白いことも起こりましたよ~~

 

それは次回のお楽しみ♡♡♡

 

本日もおつきあいいただきましてありがとうございました。