勤労感謝の日の昨日、中学・高校を6年間共に過ごした仲間との同窓会がありました。
高校3年生の時にクラスが文系と理系に分かれて(今から考えるとのんびりしてますね)私はもちろん文系クラス。
今は理系のヲタクもいますけれども、当時は女性で敢えて理系を選択する人は志を持っている人が多く、そんなわけで卒業後も積極的に活動する人が多かったんです。
私は典型的なぼんやり派でした。
今でこそ、「夢を形に‼」と本氣で思っていますが、かつての私は「できたら楽しちゃお❢」って思っていたタイプ。
で、この同窓会はもともと理系クラスの人たちが毎年開いていた会だったんですね。
もうかれこれ十数年前から、クラスに関係なく参加を募ろう!となり、文系クラスだった私は「お邪魔します」的な形で、ちょっと遠慮気味に参加させてもらってました。
昨年、いよいよ幹事もクラスに関係なく選ぼう!となった時に、真っ先に手を挙げてしまったのが私だったんです。
自分の殻を破りたい、という思いがあったのでしょうね、きっと。
そうしたら、せっかく私が幹事をやるなら、私のクラスの担任だった先生もご招待しようということになり、その先生の参加が決まった途端、私のクラスからの参加希望がいっきに10人も増えたんです。
そうそう、お店は昨年使ったところがちょうどよい感じだったので、2年連続同じお店での開催です。
先週渋谷にあるそのお店と打ち合わせに行ったら、店長が弱ったなという浮かない顔をしているわけです。
「最後にお出しする珈琲が38人も一気には無理」というのです。
「何しろカップのご用意がない・・・」とシケたことも言います。
珈琲は私自身が好きということと、それが出てきたら「終わり」の合図にもなっていいんだけど・・・と粘ったら本当に眉根にシワを寄せてしまいました。
根負けした仲間が「いいんじゃない、珈琲なくても」と言ってくれたことでその場はおさまり、私の中には神経質な店長さんだなという印象が残りました。
そしたら一昨日、店長ではないソムリエをやってる方からお電話いただき、「珈琲人数分、ご用意させていただきます♡」と嬉しいお知らせがありました。
そして昨日!
店長の表情が明るいんですね~~
ソムリエさんがおっしゃるには
「店長、あれから反省したんですよ。カップも買いに行ったんです。」とのこと。
さらには、来年の幹事を決めた直後、「来年の幹事さんにご挨拶したい❤」とまで・・・
ありゃりゃ、来年ここでやるとは決めてないんだけど・・・
なんと!
38人で真っ青になっていた店長、「50人まで対応できます💜💛」なんて言うではありませんか?!
それなら、このお店で来年も!となり、双方ともに満足のいく結果となりました。
お料理も昨年より美味しいと感じたし、私たちったらこのお店育てちゃってる?と本氣で思っているところです。
それにしても38人から50人に一気に増えても大丈夫と確信したのはなんだったんだろう?
ホントにあった面白いお話でした。
本日もおつきあいいただきましてありがとうございました。