つい先ほどNHKの「ソングス」という番組で初めて出会ったこの曲。ドキッとしました!
ちょっとだけ親近感を持っているきゃりーちゃんのこの「もんだいガール」は、勿論彼女自身を歌ったものなのだけど、同時に今日本も世界も抱えている「目立つ存在」への「バッシング」・「炎上」などの問題を、自分に「問題がある」ということでやんわり批判した歌詞がみごとです。
まつりあげておいて、ちょっと何か見つけると自分は姿を隠して「書き込み」をする。そんなことが日常茶飯になる不健全さ。みんなで不健全になるのはつまらないことです。
あやつり人形ではなくて、自分の意思や個性を大切にしてこれからも生きていきたい、そんな決意表明にもとれる歌詞ですね。
自分らしさを出して生きていける世の中にするのは、この地上にいるひとりひとりなのにね、それがわからないで人の足ばかり引っ張っているのじゃ勿体ない、ああもったいない。
人はひとりひとりかけがえのない存在なのですから、その生を精一杯生きていくのに人がとやかく言う必要も権利もありません。自分勝手とは違う、わがままとも違う、あなたと違う私、私と違うあなた。違うことを大切に、違うことをこわがらずに、だって全部同じにできないしできるわけないですから・・・
歌詞を手がけている中田ヤスタカ氏の着眼や発想のユニークさも抜群ですね。ちなみにきゃりーちゃんも中田(なかた)氏も自由をこよなく愛し、時に変人扱いもされる水瓶座。わかる気がするのは私ばかりではないと思います。
あなたのステキな個性がキラキラ光る明日でありますように。本日もおつきあいいただきありがとうございました。