今日3月13日で、小学校の個別学習の今年度の授業は終了しました。
日野市独自の取り組みで、「教室では緊張してしまう」とか「全体についていけない」などの思い(思いこみ)を持っている児童を1対1で教えています。
大概の場合は「自信のなさ」や「学習する習慣がない」ことが原因です。
もともと全く何もかもできない、なんてことはまずありません。
だから、そばに座って、「だいじょぶ❤」と心に思っているだけで、おおよそのことはクリアできるようになるのです。
クリアできる、ばかりではありません。
ちょっと自信を持つだけで、本来その子の持っている素晴らしい素質がぐんぐん発揮されることもあります。
それはキラキラして眩しいほどです。
個人指導を受けたい子はたくさんいます。
そこでひとりでも多くの子が受けられるように、ある程度その子にとっての課題を達成したあかつきには「卒業」となります。
今日は、来年のことはさておき、いったん「修了」する日でした。
「これで最後」の子のいるため、今日は20分の中休み、給食後の昼休みにも訪ねてくる子がいて、大賑わいの一日でした。
そうしてそれぞれの子の授業の終わりには「修了証書」を手渡しました。
子どもたちも私も「やりきったぁ‼」
お教室を出て自分のクラスに戻っていく子どもたち。
何度も振り返って、何度も手をふる子もいます。
いったん教室を出たら、あっさり駆けだしていく子もいます。
その子たちの後ろ姿を見て「幸せになってね」と祈らずにはいません。
けれど、「嫌われる勇気」で有名なアドラーは言います。
おかげ様と言わせる教育者は失敗している。
真の教育者は子どもが自分で成し遂げたと思わせなくてはならない。
そうです。
子どもたちも私もやりきった。
それでよし‼
本日もおつきあいいただきましてありがとうございました。