「ところで橘美也子って本名ですか?」と最近よく聞かれます。答えはNO&YESです。名前は親から授かったもので、苗字は鑑定士になるときに自分でつけました。
本名には「川」がつくのですが、旧姓にも「川」がつきました。さらには母の旧姓にも「川」がついたので、三代続けて「川」に縁があるのです。東京は下町に生まれましたので、近くには隅田川が流れていました。父が亡くなったあと引っ越した町は、大きく深川と呼ばれる所で、今はすぐそばを浅川という川が流れています。
私が結婚するときに、信心深い母の知り合いの方が母に「川は三代流れて清の川」と言ったと言います。
意味は不確かですが、「清らかに流れなさい」というメッセージなのかなと解釈しています。
さて、今日は「彼岸の入り」。というわけで、義母を伴ってお墓参りに行ってきました。前回のお墓参りのときに墓石の家紋を見て、「まるに橘」と義母がつぶやきました。そうだったのです。なにげなくつけた「橘」の姓でしたが、嫁ぎ先のこの家の家紋を名前にしていたのです。
毎日あげる祝詞にも「筑紫の日向の橘の小戸(おど)の」というフレーズがあります。親近感を勝手に感じている次第です。