ウサギは何故負けたのか?

今日から2月、如月(きさらぎ)ですね。ついこの間、年が明けたと思ったのに早いものです。如月という言葉の響きはとても美しいですが、その由来は2月は一年で最も寒い時期なので、衣を更に着るつまり「衣更着」から来ているのだというのが有力です。

さて昨日知人のTさんから面白いお話をうかがいました。「ウサギとカメ」のうさぎは何故負けたのか?という話です。山のてっぺんのゴールに向けて競争したウサギとカメ、ぴょんぴょん速いウサギは油断して途中で居眠り、たゆまず歩み続けたカメが勝利した、あの有名なお話です。

答え、おわかりですか?

カメは常にゴールを見ていた、のに対して、ウサギは競争相手のカメしか見てなかったから、ですって。「見ていた」は「意識していた」と置き換えてもよいかもしれませんね。

やけに納得してしまった私です。居酒屋さんの手洗い所に貼ってあった言葉だったとか。読む人によっていろいろに捉えることのできるメッセージですね。ハッとなさったので伝えて下さったようです。