サンドイッチ by 高橋 優

リオデジャネイロオリンピックのメダルのデザインが公開されたようですが、4年後の東京オリンピックに関してはこれでもかと次々に問題が浮上しました、開催都市に選ばれて喜んだものの、エンブレム、競技場・・・とおかしなことが続きましたね。

こういう時って何かが間違っている場合が多いように思います。遠藤五輪大臣が数ヶ月前に「東京(オリンピック)はいつだっけ?あ、そうそう4年後だ!」とおっしゃっていたのには耳を疑いました。舛添さんは都知事を辞任されますが、それで全てが「おさらい」になったわけでもなく、もっと根深い問題があるように思われます。

この国が、そして世界が正しい方向に進んでいけたらと思うこの頃です。

さて、体操の内村航平選手が大好物というブラックサンダーという一つ30円くらいのチョコのお菓子、ご存知ですか?あんなに好きだというのなら、と試しに買ってみたら殊の外美味しいのです。ちょっぴり高級感のあるゴールドのよりもシンプルなブラックのがいいですね。

先日そのブラックサンダーを買おうとコンビニに行きました。

レジで「5個ですね?」と言われて、「いえ、6個です!」と答えたらすかさず「はい、7個ですね?」と聞かれました。ふざけてるのかと思ったのは一瞬。店員さんは「ナナコですね?」と言ったのでした。

 

今日は、そのコンビニでの光景がよく描かれている歌をご紹介します。

サンドイッチ 作詞・作曲・歌 高橋 優

コンビニに入ろうとしたとき すれ違う人とぶつかった

ふいに謝ろうとしたのに 舌打ちをされてカチンときた

イヤフォンを詰め込んだ耳 携帯いじりの左手

右手はポッケに突っ込んで あまった口で舌打ちですか

嬉しいことも嫌なことも どっちつかずで恰好悪い日も

一緒に食べて笑えればいいのさ 塩っ辛い毎日サンドイッチ

 

おにぎりを買いにきたのに 焼きタラコが売り切れてて

ほかに食べたいのもなくて 仕方なく選ぶサンドイッチ

店員さんの目の前で 小銭を出すのにてこずって

結局千円札を出す レジの前での空回り

嬉しいことも嫌なことも どっちつかずで恰好悪い日も

一緒に食べて笑えればいいよ どうにかなるもんさ何事も

 

コンビニを出ようとしたとき すれ違う子どもがいたから

ふいに扉が閉まるのを 去り際の手でおさえたのさ

子どもの後ろの母さんが 「ありがとう」て僕に微笑んだ

ほんの2秒ぐらいの出来事だけど なんか晴れ渡るような気分

嬉しいことも嫌なことも どっちつかずで恰好悪い日も

一緒に食べて笑えればいいのさ 塩っ辛い毎日サンドイッチ

どうにかなるもんさ何事も

塩っ辛い毎日サンドイッチ

 

ぜひ、一度聴いてみて下さい。高橋優(たかはし ゆう・33歳男)の曲、面白いです。

28歳の時にニューヨークでストリートライブをやった時に全世界に向けてその模様を配信するなど意欲的に何かを伝えることをしています。そのライブに先がけて彼がやったことは意見広告をニューヨークタイムズに掲載するということでした。そんなことをしたのは日本人ではオノヨーコにつぎ二人目なのだそうです。

広告の内容は自作の歌「福笑い」の最も大切なメッセージでした。「きっとこの世界の共通言語は英語じゃなくて笑顔だと思う」というものです。「I think the universal language of the world is not English but a smile.」と訳しています。

何かにつき動かされて活動しているアーティストがここにもいます。

今日もあなたが幸せでありますように♡