南米でのオリンピックが間もなく開幕します。既に強盗や窃盗などの事件も起きているという報道もあり治安に不安がありますが、選手たちには日頃の努力の成果を発揮していただきたいと思います。
さて、金メダル候補といわれる女子バドミントンの通称「高・松コンビ」に期待が高まっているそうです。
先程の報道番組で、そもそも二人がダブルスを組むことになったきっかけを母校の監督が語るのを聞いて、二人に興味を覚えました。
宮城県の聖ウルスラ高校で二人は先輩・後輩の間柄ながらペアを組まされ、それ以降とんとん拍子に強さを増していったそうです。そのペアを組ませることにした理由は、「この二人が余っていたから」というのです。そんなことってあるの・・・ですね‼
さて「高」と略されるのは高橋礼華(あやか)選手、そして「松」と略されるのが後輩の松友美佐紀選手。
二人の簡単な命式が次のものです。
高橋礼華選手 1990年4月19日生まれ 一白水星
年 庚午(かのえうま)
月 庚辰(かのえたつ)
日 甲寅(きのえとら)
松友美佐紀選手 1992年2月8日生まれ 八白土星
年 壬申(みずのえさる)
月 壬寅(みずのえとら)
日 甲寅(きのえとら)
ご覧の通り、二人揃って日干が「甲寅(きのえとら)」です。日干(にっかん)というのは、生まれた日の情報をあらわし、最もその人を物語るものです。ほかの情報との組み合わせで判断していってはじめて性格にその人を読みとることができるのですが、まずは日干が大切です。
「甲(きのえ)」も「寅(とら)」も「木」を意味します。つまり、ふたり共に「すくすく伸びる大樹」のイメージです。しかも、強い「木」です。つまり自分自身である「甲(きのえ)」をしっかり支える根っこがきちんとある樹木であるといえるのです。「寅(とら)」自体は、弱気を見せない積極果敢な性格です。
「甲(きのえ)」は、十干のはじまりで、陽干ですから、堂々としていてトップをねらうタイプでしょう。ただ真っ直ぐなだけにストレスには強いとはいえないのですが、高橋選手は社会運に「魁ごう」という強いものを持っています。「庚(かのえ)」は繁茂し過ぎる枝や葉っぱをうまい具合に剪定してみごとな樹木にする役割があります。
さらに高橋選手は今年の誕生日までの10年間はよく仕事のできる天才ともいえるものを持っていました。その勢いはすごかったと思われます。今はその星は外れていますが、がんばって欲しいですね。
一方、松友選手は「壬(みずのえ)」をたくさん持ち、頭脳プレーに光るものがあるのではと想像します。また10年ごとに巡る大運では、いま「己亥(つちのとい)」がまわっています。
松友選手の「甲寅」の「甲(きのえ)」と「己(つちのと)」は仲良し、また「寅(とら)」と「亥(い)」も仲良しです。それを干合・支合といいますが、今現在の状態がよいことをあらわします。
気学の面でみると、高橋選手は一白でよい年まわりといえます。二人とも8月はベストではありませんが、たまたま組まされたペアがオリンピックに行くまでに成長したというのですから、二人はばっちり気も合うのでしょう。
これまで培ってきたものをリオで発揮できるといいですね。応援したいと思います。
本日もおつきあいいただきましてありがとうございました。
明日8月3日は朝5時45分に新月となります。気持ちの負担にならない程度にお願いごとをしてみませんか。