さて、船から降りて私は現実に立ち返ったのです。
サロンの仕事の成功、つまり私のオリジナルのセラピー「レインボードロップ」を広めるのが私の人生の成功!と思って船に乗ったのに、
船で出会った方のセッションで、私は「自分の学校をつくります!」と宣言してしまったのです。
セラピストであると同時に学校で教えることもしてきた私は、潜在的に今の学校の在り方に疑問を持っていたのですね。
例えば
①ちゃんとしなさい!という言葉は、あなたはちゃんとしてないということの裏返しなわけです。これでは、真面目な子ほど自己肯定感が低くなります。
②平均的にできることを求める今の学校のやり方は、何かに抜きん出ることを抑えています。何かに突出することこそ個性であるのに、平均化の考え方はとても残念です。
③時代は移り変わっているのに、まだ昭和のやり方を続けているのがほとんどの学校です。
よい大学→よい会社→終身雇用で安定したお給料をもらう→一生安泰 は過去のこと
④生き抜く力とは、自分を愛して大切にすること 自分に厳しくではないのです
まずは自分を愛すること
それでこそ人をも愛することができるのです
そんなことを学校は教えてません
⑤そして生き抜く力はお金を稼ぐことに始まります
日本の学校ではお金のことは教えてきませんでした
などなどの理由から、私は私が得てきたものをダイレクトに伝える場を持ちたい!と思っていたのですね。
それが「自分の学校をつくります」と言わせたのだと思います。
しかし、楽に降りた私は気づいたのです。
学校つくるって言っちゃったけど、私にはお金が無いし人脈もないじゃーん!!!