本日、天皇陛下の「お気持ち」の表明がありました。
即位以来、国事行為をおこない国の象徴としての望ましい在り方を日々模索しつつ過ごしてらしたとの冒頭のお言葉から、国や国民、そして後に続く皇族の方たちのことをおもんぱかっていらしたことがズンと胸に響きました。
常に全身全霊で「象徴」としての天皇のお役目を果たしてらしたのは、この国にいる者なら誰でも理解できます。私たち国民に寄り添い、国民の声を聞き、共に歩んで下さっていたのは日本の津々浦々の人が目の当たりにし、尊敬申し上げ、感謝致していることかと思います。
手相の先生によりますと、天皇陛下の手相には「覇王の線」があるとのことです。
「覇王」というと人々に君臨する者というニュアンスとなりますが、「真の王者」は上から見渡すのでも、ましてや上から抑え込むのでは決してなく、人々と共に歩もうという姿勢を持つ人こそ本物の「覇王」なのでしょう。
天皇陛下も皇后美智子さまもお二人とも穏やかで「仁」の溢れた方たちです。
人並みではいられない「格」をお持ちなのでしょう。
「格」があるとは楽して良い思いをするということではないのです。器が大きい分、与えられた役割も大きいということです。まだまだお姿を拝見していたい思いです。しかし、もう十二分にやっていただきました。これ以上、常に全身全霊でお過ごしになるのはお身体にも負担が大きすぎです。
深い思いが感じられる今日の「お言葉」、あなたはどのように感じられましたか
天皇のお気持ちを私たちはしっかりくみ取って、これからの日本を守っていかねばならないなと、それが世界の安定と平和にやがてなっていくのになぁと私は解釈してみました。
夕方、新たな出会いがありました。別れて建物から出て空を仰ぐと、東に大きな二重の虹が架かっていました。それはいかにも大きくてくっきりした虹でした。
天も天皇陛下のお言葉に耳を傾けられて祝福しているのかなと想像しました。
全身全霊、並みではできないことですね。