今日「文化の日」はカラッとした晴天で、昼の空にはイワシ雲が広がっていました。
明日の晩は満月のようですが、今晩の月も美しいですね。
さてソニーが限りなく本物に近い犬型ロボット「新型aibo」を開発したようですね。
動きもしなやかで、何よりしぐさが愛らしく、目もくりくりっとしてとってもかわいいです。
来年は戌(いぬ)年だということで、年明けの1月11日に発売するのだそうですが既に申し込みが殺到しているといいます。わかる気が致します。(実際には2月4日以降が「戌年」なのですが)
スペック(能力)も高いそうで、たとえば人の顔を認識できるのだそうですよ。これは素敵なことです。
誰だって、自分を覚えてもらえるって嬉しいことですものね!
関係性ってそこから始まるといっても過言ではないようにも思います。
また相手によってしぐさも変わるのだそうで、これって覚えてもらえることの延長線上にあると思います。
誰にでも表情や態度が同じなら普通のロボット。
そこからかなり進化したんですね~
子どもの頃に慣れ親しんだ「ロボット」といえば、四角い頭に四角い胴体、カクカクした動きで、発する言葉も棒読みでたどたどしいものでした。
そのいわゆる「ロボット」の姿に比べると、はるかに「命あるもの」に近づいたことに驚きを隠せません。
今後いったいどこまで「命あるもの」に迫っていくでしょうか。
能力においては「ロボット」が勝る面も数々あることでしょう。
正確さ、記憶力、アウトプットする力・・・などなどです。
「命あるもの」つまり本物のワンちゃんの方が優る面はといえば、実際に餌を食べてくれることでしょうか。
餌付け、という言葉があるくらい、自分が与えたものを食べてくれるというのは喜びです。
ペットに限らず、家族でも友だちでも、自分が作ったり差し上げたりした物を飲んだり食べたりしてくれるというのは嬉しいものですから。
そして、やっぱり大きな違いは、「心が通じる」ことかなと思います。
ご近所の素敵なママ友のY子さんから、先日興味深い話をうかがいました。
愛犬のAちゃんのことです。
職場で何か緊張することがあったり、強いストレスを感じた日に家に帰ると、Aちゃんはきまってもどしているのですって。
おおらかで優しい心配りをなさるY子さんに、愛犬のAちゃんもきっと共鳴しているのでしょうね。
食べ物をもどしてしまったのが、Y子さんがストレスを強く受けた瞬間だとしたら、まさに「不思議」な現象です。空間を超えて共鳴していることになります。
また、自宅に戻った瞬間だったら、それは「氣」を読みとったということでこれまた「すごい」ことです‼
私たちはたとえ言葉で語らなくとも、体からメッセージを発しているということの証拠にもなる現象だと思います。
動物は物言わぬ(実際には会話できます)だけに、むしろ「氣を感じる」能力は発達しているのでしょう。
ましてや心が通じている飼い主とは、まさに「以心伝心」なのでしょうね。
Y子さんに限らず、身のまわりに思いをめぐらしてみると、実に不思議な現象はたくさんあるものです。それに気がついて生活してみると、なんてこの世は彩り豊かであるかということに気づかされるのです。
さて、ロボット犬とも以心伝心となる日は訪れるのか。
機械とも相性がある、という人はいます。
機械とも言葉や思いが通じる、と考える人もいます。
私はかつて掃除機に「そろそろ寿命かな」と言った瞬間に動かなくなった経験があります。そのままお払い箱になってしまいました。後釜でやってきた働き者の掃除機くんには以来「ありがとね」とねぎらうようになりました(笑)
冗談はさておき、かつてSF映画で観たことが現実になる日も近い、いえ既に実現している、そんな今日この頃です。
本日もおつきあいいただきましてありがとうございました。