台風の中、衆院選が終わりました。
選挙戦そのものが台風のようだったと言っても過言ではなかったようにも思います。
一夜明けて、今日は東京は青空が広がり昼は暑いくらいでした。
希望の党は話題を巻き起こしましたが、いざ選挙が近づくと勢いは失速し、志を曲げずに貫いた枝野幸男氏率いる立憲民主党という生まれて間もない政党が大躍進しました。
その枝野さんは「庚辰(かのえたつ)」の日のお生まれで、それは「魁ごう」という強い日だとわかります。
月柱が「己(つちのと)」ですので、地道にコツコツやっていく穏やかな人物だという印象を与えます。
「まっとうな政治」という言葉を掲げたのも納得です。
一方、自民勝利はしたものの浮かない顔の安倍晋三氏も同じく「庚辰(かのえたつ)」の「魁ごう」の日のお生まれです。
月柱が「癸(みずのと)」で「雨の水」をあらわしますから、印象は大人しそうに見えますね。しかし本当のところはかなり激しい気質であると四柱推命は物語っています。
そして何より「庚(かのえ)」という金属に「癸(みずのと)」という雨の水が始終ポタポタ落ちるということから、持病を抱えてらっしゃる方が多いのです。お顔の表情が今ひとつ冴えないのもお疲れによるものなのでしょうか。
いずれにしろ「庚(かのえ)」は「義」を意味しますから、「義」に生きる方が多いといえましょう。
大切なのはその「義」の働かせ方です。
国民の声によく耳を傾けた上で「義」を働かせていただきたいものです。
さて自民党勝利に大きく貢献したのは小泉進次郎氏だと多くのメディアは伝えていますね。
その小泉進次郎氏は「壬戌(みずのえいぬ)」の日の生まれです。滔々(とうとう)と流れる大河のような人で、志は高潔、親の力をあてにしないで社会で活躍していく人です。
さらには「華蓋(かがい)」という華やかな星もお持ちです。芸能人に多く見られる星です。人気があるのもうなずけます。
孤独も意味しますから注意が必要です。違う考えを排斥するのでなく、生かしていけるような空気が、世の中全般に生まれてくるとよいのですが・・・
面白いことに、小池百合子氏も「壬戌(みずのえいぬ)」のお生まれです。華やかな雰囲気を身にまとってらっしゃいますね。
年 壬辰(みずのえたつ)
月 丁未(ひのとひつじ)
日 壬戌(みずのえいぬ)
命式内の「壬」と「丁」は「干合」よ呼ばれ、くっつきやすいことを表します。
しかもご自分の中に「壬」が2つあるので、「壬」*「丁」*「壬」となり、これを「妬合(とごう)」と呼びます。
今年は「丁酉(ひのととり)」の年ですので、さらに複雑化します。
あっちにくっつき、こっちにくっつき・・・という意味にもとれますし、二項対立の意味にもよみとれます。
都知事としては「築地」と「豊洲」、
今回は「都政」と「国政」、などがその結果として表れたのかもしれません。
ちなみに小池さんを支えていた若狭勝氏は「丁未(ひのとひつじ)」のお生まれですから、相性はよかったのではないでしょうか。
今さら言うまでもありませんが、政治家に限らず「自分ファースト」ではやがて限界がきます。
「利他の心」を持てば、民はついていきます。
相手を利することが自分を利することにつながることにもっと多くのリーダーたちが気がついてくれたら、と思います。
本日もおつきあいいただきありがとうございます。