昨日、アマゾンで本が届きました。友人の三木直子さんが翻訳した本「錆と人間」です。読み終わったらあらためて紹介させていただきます。日経新聞の書評で紹介された本です。
ウォール・ストリート・ジャーナルでベストブック・オブ・ザ・イヤーを受賞した本だと帯に書いてあります。
その友人がかつて翻訳した本をたまたま図書館で手にしたことから、この春実際に会うチャンスに恵まれました。フェイスブックでもつながっていて、この本のことを知りました。
さらに私のテーマとしている「生きている不思議」や「魂の問題」について三木さんが翻訳した本も取り寄せて、私の大切な本の一冊となっています。
また、二胡でご一緒している張 兵さんという仲間の著わした「訪日中国人から見た中国と日本」という本が読売新聞の10月30日の書評で紹介されています。「文化的にも経済的にも、観光分野が持つ大きな潜在力を改めて教えられる」と高く評価されています。大学の先生をしてらしてとても学生思いな方です。
来月ゆっくり二胡の仲間との会があるので、そのときにじっくりお話をうかがってあらためてご紹介いたしますね。
今年2月の山梨演奏旅行は、彼の仲立ちで実現したものです。1月はじめの皇居での一般参賀には毎年足を運ばれていたり、富士山で観光ガイドをされたり、日本を深く理解しようとされる彼の姿には学ぶことが多いです。
もう一冊は、「ツバメに学ぶ十二ヶ月」という本です。著者である高橋 健(たけし)氏は、三女が担任していただいた小学校の先生だった方で、現在はご自分で建てられた私設の「本と珈琲 SOIL 星野道夫文庫」というスペースのオーナーをされています。
そこに昨年の暮れに、アラスカを愛した故星野道夫さんの奥さまの直子さんがみえて、道夫さんの撮影された美しい写真を一枚一枚心をこめて解説してくださったのでした。
新聞に「星野道夫の言葉展」と紹介されたために、日本全国から大勢の方が詰め寄せて、会場に入りきらないとのことで、お断りもしてしまう程の賑わいでした。
この先生とは実は地域のために立ちあがった経験があるのですが、それもまたそのうち時がきたらお話致しますね。sその関係で、本の後書きに私のことをちょこっと紹介して下さっています。
まだまだご紹介したい本がありますので、また別の機会に。
それぞれが奇遇なのですが、今朝、新聞を見ていたらまたまたびっくり!
毎日新聞の日曜版です。
日曜版の質がとても高いなと日頃から感心していて、特にコラムがとびきり面白いんです。
映画好きな私には、藤原帰一氏の「映画愛」という読み物も楽しみですし、7面の松尾貴史・佐藤雅昭・萩原魚雷各氏の書かれるものもなかなかスゴイのですが、毎回心にじんわりくるのが、海原純子さんの「新・心のサプリ」という欄です。
今日のタイトルは「幸せになるお金の使い方」というもので、見た瞬間にええっと驚きました。おととい私が取り上げたテーマと同じだったからです。
「税金は人のために使っているのにちっとも幸せな気分になりません」という質問の答えでコラムはしめくくられています。
その答えは「(税金は)使われ方がはっきりみえないですものね。きちんと支援したい人にお金が届いて喜んでくれるのがわかったら、税金を納めて幸せな気分になれ、生活習慣病予防にひと役かうことになるかもしれない」というものです。さらに「生活のムダ使いやお役所の不適切使用は、私たちの幸福感を台無しにするものなのである」というオチはさすがでした。
いろんな奇遇がありますが、今日は新聞つながりの奇遇をお話させていただきました。
本日もおつきあいいただきましてありがとうございました。