昨日行われた「私は自分の子どもが大好き大賞」は6人の方が登壇してスピーチをされました。
キッズスペースの担当でもあったので、前半3人のスピーチしか聴くことはできませんでしたが、いやいやぁ会場は感動の嵐でした‼
どの方のスピーチも涙無しに聴くことはできない、まさに「涙腺崩壊」のスピーチのうち、私が最も感銘を受けたもの(それが大賞に選ばれていましたが)をご紹介いたします。
2人の男の子のお母さんであるスピーカーの方の気どりのない話し方も素敵でしたが、内容が圧巻でした。
お兄ちゃんのIくん、小学校に入学してお勉強がついていけません。
何とかしようと、お母さんは学校から帰って毎日夕飯まで3時間、夕飯が済んでから2時間、夜の11時までお勉強をみてあげたそうです。
それでもやっていることが覚えられないことにさすがに「何かがおかしい」と発達具合に疑問を感じたお母さん、病院でIくんの検査をしてもらい、その診断の結果に衝撃を受けたそうです。
それは「〇〇異常」という言葉が10個以上も並ぶものだったそうです。
お母さんが受けたその時の信じられない気持ち、悲しみ、困惑、打撃・・・は測りしれません。
同じ気持ちかはわからないけれど、聞きたくないことを聞かされた時のショックは、誰だって想像できますもの。
それからは、どんな状態でもめげないでポジティブでいるIくんを「すごいな♡」と思えるようになったといいます。
同級生が漢字を勉強しているときに、やっとひらがなが書けるようになった時も。
同級生が引き算を学び終えたときに、やっと足し算ができるようになった時も。
前向きにがんばるIくんを「うちの子天才!」と思えるようになったそうです。
そして何より素晴らしいのは、どんな時も「にぃに、すげ~!」と励ます弟のRくん。
どんな時もポジティブでいられる長男のIくん。
そして、どんな時もお兄ちゃんを本氣で応援して励ます次男のRくん。
こんな「天才」のふたりのお子さんたちをどんどん自慢していきたい❤
このスピーチが大きな大きな感動の渦を会場にもたらしたのは言うまでもありません。
本日もおつきあいいただいましてありがとうございました。