昨日4月26日(金)は平成最後の授業となりました。
6時間目が終わるとき、「今度会うときは新しい時代だね❤」
間もなく始まる新しい時代の幕開けに立ち合える幸せ。
それが如何にワクワクすることなのかも伝えました。
ほかにそんなことを言う先生はいなかったみたいで、昨日教えた5クラス全てのクラスの子たちが感動してくれました。
すっごい盛り上がりました。
自分でも不思議な程の反響でした。
そうしてそれぞれの時間が終わる度に、今年度初めて会った生徒たちから取り囲まれてしまいました。
実は私、今年度、大きな大きな決断をしました。
これまで週のほとんどを過ごしていた高校でのお仕事を最小限にしたのです。
そう「夢を叶える」ために高校に行く日を最小限の週2日にしていただいたんです。
教えている教科が「国語」なものですから、週1日勤務はあり得ません。
なぜなら、「国語」という教科、特に「現代文」はほぼ毎日ある科目です。
だから週2日しか行かない私が教えるのは単位数の少ない科目なのですが、
そのおかげでたくさんのクラスの生徒に出会えるよさがあります。
たった2日しか行かないのに全部で7クラスの子と出会える💛
こんな嬉しいことはありません。
出会えるたくさんの子に「夢」を伝えられるからです。
そうして、私の「夢」を聞いた生徒は、目をキラキラ輝かせるようになります、たった1時間で。
1時間で成果を出す。
簡単なことです。
「夢」を持つこと、「希望」を持つことを伝えるんです。
これまでたくさんの生徒たちの心を動かしてきた言葉を伝えます。
潜在能力についてのお話もします。
私自身が自分の「夢」を叶えるために勉強して行動している話もします。
そうして何より感じてくれるのは「みんなはそのままで宝物なんだよ❤」というお話です。
全部、本音。
質問されたら何でも答えます。
だから生徒も本音が出ます。
このやりとりを繰り返すと1時間でほとんどの子は心を開いてくれます。
稀に表情の固いままの子もいるけれど、この子のタイミングできっと変わっていくと信じきります。
それでも気持ちが通じないことだってあります。
その場合は、私の役割ではないんだなと思うだけです。
引き出しはいっぱいあります。
そこから、今の目の前の子たちが求めているものを伝えるだけです。
もちろん教科の内容はやります。
でもいつも私が生徒に伝えるのは、やってる内容は手段だよ、ということ。
たとえば教えている「源氏物語」も「徒然草」も面白いけれど、私が古典をとおして教えたいのは「やればできる」ようになっちゃうよ‼ということです。
文章表現の時間に伝えたいのは「いかに上手な文を書くか」ではなく「いかに自分を表現するか」です。
そして「やればできる」も「自分を表現する」のも結果的には、何か「夢」を持った時に「本氣」を使えば叶うということです。
私だってまだ「夢」の途中ですけれど、だからいいんだと思います。
そこに向かっていくこの生の私を見せることこそが生徒にとっては生きた教材だからです。
昨日はさっそく授業の終わりに生徒が6~7人くらい訪ねてきました。
人生相談です。
1時間くらい話を聞いて「まだお仕事あるからもうおしまいね」と言って返しました。
その子たちのひとりが最後に私に告げたのは「先生の学校ができたら私の子行かせるね‼」
するとつられて「うちの子も💛」「先生、うちも行かせるからね❤」と口々に言ってくれました。
嬉しい瞬間です。
希望溢れる「令和」を迎えたいですね。
本日もおつきあいいただきましてありがとうございました。