おかげ様で、サロンオープンにあたり、たくさんのお祝いの言葉や「行きたい‼」というメッセージをいただき、ありがとうございます。なかなか時間の調整がつかなくてご迷惑をおかけしていたりしております。オープンキャンペーンはしばらく続けるつもりですので、最高のタイミングでお会いできることを待ち望んでおります。
さて、ご近所の道端の猫の手ほどの地面から、すみれが一輪咲いているのを見つけたのは先月はじめのことでした。しばらく一輪けなげに可憐に咲いていましたが、今日見たらすみれの花は三つ四つと増えていました。
小さくはかなげな姿なのに、なんてたくましい生命力かと感心しました。
四柱推命では、「乙(きのと)」がまさにこのお花に当たるのですが、「乙」の方(女性)のおおかたは、見かけは可憐でも、芯は強い方が多いように思います。
大好きなディズニーの映画に「不思議の国のアリス」という作品がありますが、その中にお花たちが歌う場面があるのをご存知ですか?
それぞれの花が、個性豊かに、その花の特質そのままに高らかに歌い上げるそのシーンは、本当に夢があって楽しいです。百合は気高く、薔薇は美しさを自慢げに歌うのですが、花たちの特性をわかっていて面白いと思うのです。
その花たちですが、球根や種からは、あの美しい姿は想像できませんよね。(お花屋さんや、植物の専門家、園芸を学んでいる方は別ですが)思えば不思議なことですね。
これも「不思議の国のアリス」で見られますが、のっそり葉っぱを動き回っている芋虫が、満を持して美しい蝶になる・・・見事な変身に、私たちはもっと驚いてもよいはずなのに、何だかわかった気になってしまっているのは残念なことです。
子どもから大人まで大人気の「ポケモン」ですが、「ポケモン」の最大の面白さは「進化」に遊びの要素を取り入れたことかなと思います。名づけも素晴らしいですね。
例えば、いも虫の姿の「キャタピー」は当然キャタピラーが語源でしょうが、進化すると「トランセル」となります。トランスフォーム(形を変える」という英語から作った造語でしょうが面白いですね。さらに進化すると「バタフリー」となり、これは明らかにバタフライ(蝶)だとわかります。
人間は成長の過程であんなに姿を華麗に変えることはできないですから、一つの命なのに成長するごとに変化をするって実はWONDERがいっぱいのWONDERFULなことだと思うのです。
おたまじゃくしがカエルになるのも不思議。
蝉の幼虫が土の中に7年もいて地中に出て実に感動的な脱皮を遂げるのも不思議。
オーストラリアに棲む動物たちに袋がある(有袋類)ことも面白くて不思議。
人の肌や目や髪の色が人種によって異なるのも何故なのか、不思議。
林檎の木にはリンゴが実り、柑橘系の木には柑橘系の実がなることも、当たり前だけど不思議。
今見える星が何億光年前の輝きだというのも不思議。(阿木燿子が作詞して山口百恵がラストステージで歌った「さよならの向こう側」にありますね‼)
地球が丸いことも、自転していることも不思議なら、引力というものによって地球上のものが落っこちないのも不思議。
太陽があるから生き物が存在していることも不思議だし、光合成って不思議過ぎでしょ!? 植物の葉っぱが光のエネルギーで、水と空気中の二酸化炭素を取り入れて、炭水化物と酸素を生み出すって、スゴ過ぎます‼
錬金術のような不思議なことが、当たり前のように起こっていることの不思議と神秘。
日常の一つひとつに私たちはもっと驚き、もっと感謝してもよいのかなと思うこの頃です。
「生きてるだけで丸儲け!」って言ったのは明石家さんまさんですね。本当にその通りだと共感します。
余談ですがタレントのIMALUさんは「いきているだけでまるもうけ」から命名したと父のさんまさんは言ってます。(母の大竹しのぶさんは「いまをいきる」からだと言ってるそうですが)
生き物の、地球の、宇宙のいろいろな現象に心をとめてみると、全てが不思議だと思われますね。
この自分のからだも不思議に満ち溢れています。
そう思ったとき、私たちはもっと謙虚に、もっとわくわくして今を生きることができるんじゃないかしらと思うのです。
本日もおつきあいいただきましてありがとうございました。