今日は明治神宮にお参りしてきました。
近いのに、いえ近いからこそ、いつでも行ける‼と思っていたのでしょうか、ついぞ足を運ぶことなくきてしまいました。
せっかく訪れたので「神楽殿」で祝詞をあげていただきました。
160畳もの広い祈りの場は最大800名まで入れるそうですが、
今日は私ひとり(お友だちが付き添ってくれていたので実際にはふたりいました)のためにお神楽をあげていただけました。
感激です❤
神職の方から簡単な(あっという間・質問の余地なし)説明を受けたあと、すぐに大太鼓が鳴ります。
そしてお祓い。
ここでのお祓いは鈴によるものでした。
よく巫女が手にする鈴ではなくて、ひとかかえもあるような大きなものでした。
右・左・右と3回お祓いしてくれますが、静寂の中にシャリンシャリンとなる鈴の音は「心地よさ」の極地でした。
次に「祓詞」。
そうです、あの「かけまくも 畏き 伊邪那岐の大神」で始まる例のものです。
私は朝時間に余裕がある時は、自宅の神棚(実際には棚になってません)に向かって唱えているので、
神官によって唱え方が異なるのがわかります。
明治神宮の神官のお声は、のびのびしてはっきりした響きを持ってらっしゃいました。
そのあと、いよいよ「祝詞」です。
神社で御祈祷をお願いすると、あらかじめお伝えした「どこに住んでいる誰それで こんな願いを胸に抱いてここにおりますので、何卒この者の願いを叶えてやってください」ということを神官が神様にお繋ぎしてお伝えして下さる、そんなシステムです。
私の願いは「学校を創る」こと。
書き方の例にある「家内安全」でも「合格祈願」でも「安産祈願」でもないので
「必勝祈願」と書いてみました。
そしたら受付の巫女さんに「何かスポーツでもなさるのですか❓」と尋ねられ
「いえ、学校つくりたいんです」と能天気に答えたら
「それなら心願成就ですね❣」と言われて、私が大きな字で書いた「必勝祈願」の右上に「心願成就」と書いて下さいました。
わたし、これでも国語の先生、笑えます。
「祝詞」のあとは手を合わせ、そうして「巫女の舞」です。
何だか懐かしかった・・・
結婚前の10年間、巫女をやっていたので、巫女舞もやってました。
ただし、山にお籠りして神様しかいない場での巫女舞です。
赤い袴をつけ、髪にはカモジをつけて、神殿で舞っていました。
前世のことのようです。
心地よい雅楽の調べにうっとりしながら
天つ風 雲の通ひ路 吹き閉ぢよ おとめの姿 しばしとどめむ
という歌を歌いたくなったわけがわかったような気がしました。
美しい舞(をするおとめたち)をもっと見ていたいという気持ちです。
荘厳な雰囲気を肌で感じつつ、神楽殿をあとにしたのでした。
この続きはまた。
本日もおつきあいいただきましてありがとうございました。