最近、太陽の恵みをありがたいなと感じることが多くなりました。
寒い時期だから、よりお日様が出ている有難さを思うのかもしれません。
これが真夏のカラッカラに乾いたような陽気だったら、雨が恋しくなるのでしょうか。
いえ、言いたいのはそういうことではありません。
ふだん、当たり前にあるもの、当たり前だと思いこんでいるけれども、もしかしたら当たり前ではないかもしれないもの・・・
そんなお話がしたいのでした。
当たり前のようでいて当たり前ではないもの・・・考えてみたら、実にたくさんあるような気がします。
〇たとえば空気・・・これが無かったら生き物は存在できません。
〇たとえば(冒頭でも話題にしたけれど)太陽・・・これも生き物に欠かせませんね。何てったって古来色々な国で「神」と崇められてきた存在ですもの。天照大神が天の岩戸に隠れたお話は、太陽の有難さそのものですよね。
〇たとえば水道の蛇口から出てくるお水・・・当たり前でないことは災害を数多く経験している私たち日本人は、わかっているはずですが、毎日水道水に感謝している人は少ないことでしょうね。
〇たとえば住む家があること
〇たとえば日々のご飯
〇たとえば家に帰って家族がいること
〇たとえば音楽
〇たとえば日本に生まれたこと
などなど・・・
普通に存在するものが、もしかしたらそれは「普通」ではないかもしれないと気づいた時、それは感動と共に大きな感謝となるでしょう。
当たり前なんてものは実は何ひとつなくて、全てが奇跡に近いと気づいた時、そこには感謝と感動があるのです。
そうして自然と「ありがとう」という気持ちが湧き起こってくると思うのです。
「ありがとう」と思った時、それは心が幸せを感じる時なのです。
本日もおつきあいいただきましてありがとうございました。