今日3月20日は春分の日。
そしてご先祖さまがあの世(彼岸)からこの世(此岸)に帰ってみえる「お彼岸」です。
大切な友人のT子さんから、親しい仲間で会いましょうという嬉しいメールをいただきました。
T子さんのお宅では「大牡丹餅(ぼたもち)大会」が恒例だとか・・・
そういえば、実家ではこの時期、母が「おはぎ(ぼたもち)」を作り、伯母が「ちらし寿司」をこしらえ、お隣に住むよっちゃん家のおばちゃんが「お稲荷さん」を作って互いにお裾分けをしました。楽しいやりとりでした。
母は朝早くから、もち米を炊き、小豆を煮てあんこにして、「おはぎ」を作っていました。甘い物にあまり興味のなかった私は、おばちゃんたちの手作りの「ちらし寿司」や「お稲荷さん」の方を心待ちにしていました。母が作り続けた「おはぎ」の味は、結局知らぬままです。
そんな母もおばたちも、もうこの世の人ではないのだけれど、魂は生きていることがわかっているので、実はそれほど寂しいということもありません。魂だけだからこそ、いつでもどこでも見守っていてくれてるなと思うのです。
この時期は特に、寂しいよりは忙しいです。昨日は義母を連れて嫁ぎ先の父のお墓参り、今日は谷中と本郷にある実家の方のお墓参り、という具合だからです。
私はたくさんの方に可愛がっていただいてここまで来ているので、合わせて6つの墓前に手を合わせます。
そしてスッキリします。
今日は正面でしっかり向き合って手を合わせたら、不思議なことに、ふわっと体が地面から3センチくらい浮き上がるような浮揚感を味わいました。
父と母のお墓では、手を合わせた瞬間、風が起こり、お線香が激しく燃え出しました。あっという間に灰になってしまって、初めてのことです。見ていてくれているんだなぁと思いました。
さて、谷中から本郷まではいつも歩きます。
大好きだった伯母とよく歩いた道を、今日は脇道を歩き、こんな素敵な場所を訪れました。
根津神社です。父が生まれたところ、そして最期を迎えたのが根津ですので縁(ゆかり)の地なのですが、この神社に立ち寄ったのは今日が初めてです。
さらにこんな所に寄り道してみました。
竹久夢二美術館のカフェ「港や」です。頼んだカプチーノは「椿」が描かれていました。
カフェを出てすぐに見つけた「乙女椿」がこちらです。
さて、今日のテーマは「成功する人に共通すること~その3」は、「夢を語る」です。
これにはコツがあります。
なるべく具体的に ということです。
いつ、どこで、何をできる自分になりたいのか、です。
そしてその夢はポジティブで、明るく楽しく、ひとに貢献するものだと叶いやすいように感じます。
たとえば「お店を持ちたい」だと漠然としていますね。
何のお店なのか、どんな年代を対象とするのか、いつまでに実現したいのか、場所はどの辺りがよいのか、それは何故なのか、できるだけ具体的にイメージした方がよいです。
そう言われると「なるほど」ですよね。
そして「夢」を具体化していくうちに、「夢」は「目標」となり、自分に一歩も二歩の歩み寄ってくるのです。
そして・・・もうひとつコツがあります。
この続きは、また明日。
本日もおつきあいいただきましてありがとうございました。