今朝、職場に向かう緑の樹々の下で小鳥が嬉しそうに追っかけっこしていました。梅雨の晴れ間を小さな生き物もまた喜んでいるように見えました。
かつて自分が追いかけ回されていた頃は、追っかけっこしてる小鳥など目に入っていませんでした。のんびり休んでいる猫をうらやましく思っていました。
「ネコはいいなぁ」・・・本気で思っていました。
全てがめんどくさくて、努力とか希望とかそんな言葉と向き合うことすら思いつかなかった自分がいました。
今日ご紹介する歌は、若者に人気のグループ「BUMP OF CHICKEN」のこの曲です
才悩人応援歌 BNMP OF CHICKEN
得意なことがあったこと 今じゃもう忘れてるのは
それを自分より得意な誰かがいたから
ずっと前から解ってた 自分のための世界じゃない
問題ないでしょう 一人くらい寝てたって
生活は平凡です 平凡でも困難です
星の隅で継続中です
声援なんて皆無です 脚光なんて尚更です
期待されるような命じゃない
唇からこぼれ落ちた ラララ
ほんの少しだけ 大気を揺らした ラララ
とても小さな声 唯一人が聴いた ラララ
大切な夢があったこと 今じゃもう忘れたいのは
それを本当に叶えても 金にならないから （中略）
隣人は立派 将来有望 才能人
そんな奴がさぁ頑張れってさぁ
怠けて見えたかい そう聞いたら頷くかい
死にたくなるよ 生きていたいよ
世界のための自分じゃない 誰かのための自分じゃない
得意なことがあったこと 大切な夢があったこと
僕らは皆解ってた 自分のために歌われた唄などない
問題ないでしょう
なお、このグループのほとんどの歌の作詞・作曲を手がける藤原基央（ふじわらもとお）氏は、強い己（つちのと）の人で、ちょっとやそっとでは人のいうことを聞かないタイプと思われます。そんなつもりはなくても気づいたら、名前の通り、自分が中心になっているそんな人物かなと想像します。
才能は素晴らしいです。実にたくさんの特殊星をお持ちです。タイトルの「才悩人」は才能が見つからなくて悩む人のことかなと思いますが、星が降る程の歌い手の中で不動の人気を誇る「BUMP」の歌を生み出しているのですから「才能爆発人」だと私は思っています。
彼が持っている特殊星は、文才をあらわす「文才神（文昌貴人）」。そして芸能人の多くが持っている「芸禄神（華蓋）」などです。
♬見えないモノを見ようとして 望遠鏡を覗き込んだ♬
♬見えているモノを見落として 望遠鏡をまた担いで♬
という歌詞が面白い「天体観測」なる曲もなかなか興味深いです。
まるでサン・デグジュペリの「星の王子様」のようです。藤原氏は実際、天体観測が趣味のようです。
才能溢れる若い人たちが作る、才能が見つけられずにいる大多数の若者の気持ちを歌い込んだ「才悩人応援歌」、よかったら一度お聴きになってみて下さい。
辛抱強く何かに向かっているうちに、あるとき魂の叫びに耳を澄ますことができたとき、自分の持って生まれた役割や才能に気づくことがあるかもしれませんね。そう願いたいです。
あなたがあなたの良さに気づいていらっしゃいますように♡
本日もおつきあいいただきましてありがとうございました。