本人に任せることも愛

「ブログ読んでますよ~」というお声をいただくと、今日はどんな言葉をお伝えしようかな?と励みになります。

ありがとうございます♡

 

実はブログを書くのは大概は日付が変わる頃です。

書きながら居眠りしてしまうこともあります。

書き終えてそのまま眠りにつき、朝になって自分の書いたものを見て驚くこともあります。

書いているうちに、自分以外の何かの力が働いているのでしょうか。不思議なことがあるものです。

 

また、ブログの感想のほか、色々なご相談を受けることもあります。

私のまわりは、心の柔らかな方が多いので、色々なことを自分のことのように引き受けてしまうということをしがちです。

優しいのです。

 

「優しい」はもとは「身も細るほどつらい」ことを言いました。

奈良時代の山上憶良の歌(和歌)に、

世の中を憂しとやさしと思へども 飛びたちかねつ 鳥にしあらねば

というものがあります。

「世の中を苦しい、身も細るほどつらいと思うけれど、飛び立っていってしまうことはできない。鳥ではないので」という意味です。

「やさし」はもともと「痩せる」ことを意味する「痩す(やす)」が語源なのです。

 

一方で、漢字の「優」はご存知の通り「にんべん」に「憂える」と書きます。

「憂える」とは「心配する」ことですから、「人のことも心配する程優しい」と覚えたりしますが、「優」という漢字には「憂える」意味はありません。

むしろ「ゆたかで充足した様子」をあらわします。「憂」はただの「オン(読み方)」なのです。

 

「優しい人」は「人のために色々心配もするから痩せている」こともあるかもしれないし、反対に「ゆったりふくよか」であることも起こり得ます。

優しいかどうかと体格は無縁だ、ということです。

 

では、どうすることが「優しい」ことなのか?

 

まずは話を聞いてあげることです。

このとき大切なのは「ジャッジをしない」ということです。

自分の価値判断を押し付けず、ただただ傾聴してあげるのです。

 

このときもう一つ大切なのは、問題を解決してあげないことです。

解決するのは本人なのです。

本人にしかできない、と同時に、本人がやるべき課題なのだと思います。

 

突き放す、のとは違います。

見守ってあげつつ、手も口も出さないのが理想です。

「優しい」人は、ついやってあげたくなってしまいますが、そこは「愛」を持って見守るのです。

 

何故か?

 

自分に話をしてくれる程の大切な人です。

その人が幸せであることを願っていますよね。

それなら、その人が直面している課題は自分で乗り越えてこそ幸せにつながるからなのです。

だから「愛」を持って見守ることこそやるべきことなのです。

 

あまりに心が傷ついている場合は、ネガティブな言葉をたくさん聞くことになるでしょう。

この時、ネガティブな言葉を自分の中に入れないようにしっかり自分をプロテクトして下さいね。

あなたまでネガティブになる必要はありません。

 

プロテクトの仕方は、自分のオーラを撫でてあげればよいのです。

肉体から30㎝程のところに自分を守ってくれているオーラがありますが、これは案外簡単に傷つき、また簡単に修復できます。

ですから、そっとそのオーラを撫でてあげればよいのです。

アロマオイルを自分と自分のオーラに塗るのも効果あり!ですよ~

 

人は幸せになるために生きています。幸せのかたちは人それぞれでしょうし、そこに至る道も人それぞれですよね。

そして、自分の人生は自分で生きていくものなのです。

どんなに近い存在でも、どんなに親しい間柄でも、肩代わりすることはできません。

 

本人に任せること、それもあなたができる「愛」のかたちです💜

 

本日もおつきあいいただきましてありがとうございます。