九州の豪雨は大変な被害を起こしています。被害にあわれている方に心よりお見舞い申し上げます。
職場にも福岡出身の方がいらして、ご家族のことを思うと落ち着かないご様子です。
七夕の短冊に、「災害がなくなりますように」と生徒が書いているのを見ました。
「世界平和‼」と書く子もいれば、「〇〇さんに会いたい💜」とか「〇〇になれますように」など具体的に夢を書いている子もいて、「いまどきの高校生は・・・」なんて言葉はどこへやら、実際はどの子も可愛いし素敵です。
さて、東京の空は今日は月も出る程よく晴れています。
夜、最寄り駅から歩いて帰る道すがら、ある家の窓からは最近引っ越してこられた外国の方が高らかに英語の本でも読まれているお声が聞こえてきました。かと思うと、お庭にしつらえたテーブルでくつろぐ上品なご夫婦のお姿も垣間見えたりして、どこか異国をさまよい歩いているかのような錯覚を起こしました。
月に見守られながら、束の間のロマンチックな気分を味わいました。
帰宅後新聞を開けてみましたら、昨日付けの新聞の甲子園出場校の欄に目がとまりました。以前お勤めしていた学校の野球部の監督のお名前だけがクローズアップされて見えたのでした。
同じ教科を教える先生でもある彼は、既におふたりのお子様のお父さんでもあるのに、「爽やか」を絵に描いたような風貌で、保護者にも多くのファンを持つ方でもあります。
大変な読書家でもあるので、読まれたご本のお話をよくうかがっていたものです。読み終わったご本を貸して下さったこともあったように記憶しています。たまに私のブログも読んでいただいていると風の噂で聞きました。
グラウンドを持たない前任校の野球部は決して強くはないけれど、それでも部員を毎年確保して甲子園目指して頑張っているかと思うと、何だかドラマを感じます。
さて、先月の毎日新聞に投稿が採用された生徒が、新聞社からのお手紙を見せてくれました。
自分のつらかった経験を生かして、人に寄り添っていくのが使命だと心の底から思っている高校生、本当にすごいことだなぁと思います。
たまたまこちらは教える側にいるだけで、高校生にしろ、小学生にしろ、こちらが教わることは山ほどあることに感謝したいと思います。
職場からの帰り道、生徒たちの先輩にあたる素敵な女性と一緒になりました。趣味で短歌を読み、昨年はお仲間と歌集も出された美しい方です。最近はフランス語もお勉強されているその方は、後輩たちを見守るように母校でお仕事されています。
以前、生徒たちの作った短歌をお見せしたのを大切に持っていて下さって、つい先だっての歌会の折りにお仲間に見せて下さったのだそうです。「とても好評でしたよ❣」と語る優しい眼差しにとても癒されました。
そういえば「織姫と彦星が逢えますように」というお願いごとをした生徒もいましたっけ。
その願い通り、今晩はスケールの大きなドラマチックな逢瀬が、夜空の向こうで繰り広げられているのでしょうね♡
本日もおつきあいいただきましてありがとうございました。