百聞はやっぱり一見に如かずです!

暑い日が続きます。今日は鑑定やヒーリングのお仕事も入らず学校の仕事もなく、4月以来初めて一日家にて過ごした日となりました。

自分のために過ごそうと決めていたのに、やっぱり主婦歴が長かったせいでしょうか、どうしても掃除・洗濯・・・そして独立して暮らしている娘がモノを取りにくると連絡が入ったために、何か美味しいものでも・・・と考えてしまい、結局のところ、家事にいそしむ一日となってしまいました。

仕事に出ると家の中の散らかり具合についての「見て見ぬふり」が上手になりますが、専業主婦だとそうとばかりもいかないでしょうから、主婦のお仕事はホントに大変な労働だと思います。本来は「見て見ぬふり」ができないおせっかいな性分の私にとっては、休みの日はかえって大忙しとなりました。

 

さて今日のタイトル「百聞はやっぱり一見に如かずです!」、ですが、どんなに専門家といえども知らないこともあるので、正しいかどうかの判断は、自分が確かめるよりないなぁというのが最近つくづく感じることから選びました。

「一見」の「見る」とは自分で「体験する」ことですから、四の五の言わず何事も自分で確認することが価値がある、ということになりますね。

「見る」とは古来パワーのある行為なのです。

英語ではSeeing is believing といいますね。「見る」ことが「信じる」こと。自分で見ないでどうして信じるの?

 

「成功の9ステップ」という本の著者で、ベストセラーの「7つの習慣」を日本に紹介したジェームス・スキナー氏はこう言います。

「専門家」に物事を尋ねると、(自分の知識から判断して)できない理由を言ってくれる。

数々の「常識」をやぶって、自分の可能性を信じて生きてこられたジェームスは、「専門家」に相談すると「できない」と言われ続けたそうです。「どうしたらできるか」を尋ねて、彼は「できる」ようにしていったのだそうです。そして「7つの習慣」を100万部売り上げたのだそうです。

「常識」という「人」が決めたものさしで生きるってもったいないと思いませんか?

 

大学を出てないから成功できない?・・・そんなわけがありません。むしろ斬新な考え方ができる可能性があります。

病気だから何もできない?・・・松下幸之助は、むしろ身体が弱かったからリーダーとしてはよかったと考えられます。

運が悪いからこの先もよいことがない?・・・誰が運が悪いなんて言ったのですか?自分で決めつけないでくださいね。自分に申し訳ないです‼

 

そもそも常識が大切っていうけれど、「常識」って誰が作ったのでしょう?

 

清潔はよいことでしょうか?

確かに不潔はいやですね。

でも清潔すぎるのは?

これが病気をひきおこしていると言ったら?

抗菌文化が抵抗力のない身体にしているとしたら?

 

中性のヨーロッパでは、銅の長い女性が美しいとされていたそうです。

平安時代の美人は髪が長いことが美人の必須条件でした。

今はどうですか?

常識は変わるのです。

平安時代のイケメン在原業平の絵をみた生徒が「これ、イケメン?」と叫んでいました。今ならイケてないからです。

 

かつて赤ちゃんは「うつぶせ寝」がいいとされたことがありました。

腕の力が育って早くにハイハイができるようになる、ということも理由の一つでした。

けれど、柔らかいお布団に顔が沈んで、窒息して亡くなった赤ちゃんが出てきました。

すると

「うつぶせ寝」はよくない、と専門家は言い出しました。

「うつぶせ寝」自体によいも悪いもないのです、本当は。

 

また「おんぶ」や「抱っこ」は抱き癖がつくからよくないと言われたこともありました。

今は違います。

2~3歳までは十分抱っこしましょう、という時代になっているのかな?

 

もうおわかりでしょう。

専門家のいうことより、自分にあっているかどうかを探っていくよりないのです。

 

鑑定に見える方の中には、「何かイヤなことを言われたらどうしよう」とか「以前見てもらったら、悪いことばかり言われて落ち込んで帰りました」という方がいらっしゃいます。

おかしな話です。

悪いことの指摘だけして鑑定だなんて、何のための鑑定でしょう?

専門家なら、その方の問題に寄り添ってこそ、だと思います。

一緒に「可能性」を考えて「愛」を感じることこそ、大切だと私は思っています。

 

でもみんな「常識」が大好きです。

そこから出ることが怖いのかもしれません。

とりあえず「常識」でやっていれば「道」から外れずにすみそうだから、なのかな。

 

でも「道」は自分で決めていいんです。

そして「常識」でなくて、「愛」と「可能性」でものを見ていったら、どんなにか世の中素晴らしいでしょう。

「常識」は、国によっても時代によっても変わります。

変わらないものは「愛」、そして「可能性」だと私は思います。

 

ぜひ、ご自分の目で、真実を確かめる習慣をお持ちくださいね。

デイケアセンターにて義母が活けたお花です。レモンイエローの涼し気なひまわりとリンドウ(季節の先取り!)です。

本日もおつきあいいただきましてありがとうございました。