ヒマラヤから雪を連れてきた、そんな言葉がふさわしい会に今日はお招きを受けて行ってきました。
いまお勤めしている高校の前校長先生の祝賀会です。
昨年の秋に「瑞宝小綬章」を叙勲されたお祝いでした。
教育者としてだけでなく、ヒマラヤやロッキーなどの世界の山を8度にもわたり女子高生を率いて遠征したこと、その登山指導者としての功績が高く評価されての受章でした。
カナダのマッキンレーでは300メートルのクレバスに落ちたこともあるそうです。
クレバス自体は300メートルの深さだったけれど、先生は何と20メートルのところにぶつかって命拾いをされたのだとのこと。
普通の女子高生が30kgのコンクリートブロックを背負って、学校の階段を来る日も来る日も何十往復した、その先にヒマラヤがあったからこそできたのだと当時の部員が話してらっしゃいました。
そのヒマラヤ遠征はマスコミにもずいぶん取り上げられたそうで、登頂を果たしたことはその年の10大ニュースにもなりました。
何度もの遠征を果たされたかげには、奥様の支えが大きかったことでしょうと思ったお祝いの会でした。
「おめでとうございます」というお祝いの言葉には、パワーがあるなと感じた今日の一日でした。
たくさんの方と写真を撮らせていただきましたが、全員の方から掲載お許可をいただくのが困難なので、アップできるのが限られてしまいました。
本日もおつきあいいただきましてありがとうございました。