自然災害をどう読み解くか

日本列島はいま、例年以上の台風の被害で深手を負っています。山が占める割合が多いために川は急流になってしまう日本の地形は、水がいっきに爆発的なエネルギーを持ちやすいのが特徴です。

急流は勢いが激しいので、川の水かさが増すと全てを押し流す勢いです。もともと持っているこの国の地形に加え、特に8月は三合水局の影響があったのかもしれませんね。このブログの読者の皆さまが検索して下さる用語に、「三合水局・台風」というものが結構多く見られることから、既に皆さまがうすうす感じていらっしゃることだと思います。

8月は「三合水局」で、確かに水のエネルギーが増す月でした。

今月9月は酉(とり)の月。「酉」は「金」です。「金」は「金生水(きんしょうすい)」といって水を生みますので、全体の「水」の勢いは弱くはありません。

来月10月は戌(いぬ)の月。「戌」も「金」ですから、同じく「金生水」となります。

11月は「亥(い)」、12月は「子(ね)」。どちらも「水」をあらわします。

しかも「子」の月はまたまた「申子辰」の「三合水局」となる月です。氷のように冷たい冬の水。考えただけでも背筋が凍ります。

一方で、今年は「丙(ひのえ)」です。「天の気」が「丙」の太陽、「地の気」が「申(さる)」というのが今年2016年なのです。地球規模でいまの災害を見たとき、日本はこれだけ水害で大変な思いをしているというのに、旱魃(かんばつ)で苦しんでいる地域もあるようですね。それは、からっからに乾く夏の太陽の影響なのか、どの地域にどのような影響が出るのか、気学という学問の精度を高めていったら見えてくるのか、それにはもっとおおがかりにこれまでの歴史も振り返って検証する必要がありそうです。

そう、災害対策に気学の知恵が使えないものかと思います。

日本で長く続いた「平安時代」と「江戸時代」。「平安時代」には安倍晴明が式神をあやつっていましたし、陰陽道(おんみょうどう)が正式に国家プロジェクトに用いられていました。「陰陽寮」なる役所があったことからもわかります。

「江戸時代」があれだけ長く続いたのも、家康が亡きあとに、江戸から鬼門に当たる日光と、裏鬼門に当たる久能山をがちっとかためていたからと言われています。

つまりどちらも目に見えないものを大切にしていたということが言えるでしょう。

現代も有力政治家は占い師をつけていますね、日本に限らす。でしたら、自分ご自身の栄枯でなくて、国レベルの、さらには地球規模の幸福のために占いを活用していってくださるとよいのですが・・・

天皇・皇后のように、国民のために祈るということをして下さる方が政治に命をかけて下さったら、この日本は、地球は、もっと住みやすくなるに違いありません。

これからパラリンピックが始まろうとしていますが、4年後の東京オリンピックの年は「子(ね)」の年です。またまた「申子辰(さるねたつ)」の「三合水局」になる年です。

暑い夏、台風も予想される夏、この災害列島日本が、各国選手団や応援に訪れるであろう観光客を気持ちよくおもてなしできるための打つ手は、まだまだたくさんありそうです。

そしてそのためには、まず国民が幸せでなければ!

本日もおつきあいいただきましてありがとうございました。

災害にあわれた方たちが一日も早く落ち着いた暮らしを取り戻せますように。