融通をつけていただいてるんです

愚図でいつももじもじしていました。

宿題なんかやらないって決めてました。

ごろごろ転がってテレビばっかり見ていました。

 

これは全部、高校生の頃の私の姿です。正確にいうと、高2の夏に父が亡くなる以前の私です。夏休みのある日、自転車に乗っていた父は交通事故に遭って、その三日後亡くなりました。

その経験が私をハッとさせてくれました。専業主婦だった母が外に出て働かざるを得ない姿を見て、「女でも働くことを考えないといけないんだな」と思い、職安に行って将来の仕事を考え始めました。

その頃から少しずつ人間らしくなって、いろんな感覚が目覚めていったように思います。

 

「なんでそんなに動けるの?」っていろんな方に尋ねられるくらい、今は毎日、用事が複数入っています。

人生前半が眠るような日々だったから、今の忙しさはその時の反動かなぁと思っている程です。

 

そしてそれが可能なのは、それぞれの場所で色々な方が融通をつけて下さっているからなんです。

 

たとえば今、義母がケアセンターに通っているのですが、その見送りをしたいという理由で、職場には見送りが済んでからの出勤でよいように融通をつけていただいています。

またケアセンターには、仕事に行くからという理由で、少しでも早い時間帯にお迎えに来ていただいているのです。

小学校に行っている水曜日に義母が熱を出した時には、校長先生にお話して昼休みに様子を見に一度帰宅させていただくこともしました。地元の小学校だからこそできることですけれど・・・

たまに身体が悲鳴をあげると鍼(はり)の施術をしていただいているのですが、だいたいいつも用事が詰まっているため、「あと何分で電車に乗りたいんですけど・・・」と無理を言って融通をつけていただいています。

シータヒーリングのモニター、たくさんの方が応募して下さいました。そこでさらに能力を高める必要が出てきました。年末年始で「人の身体の状態を読みとる」というワザを勉強することにしました。日程や費用など難しい面もあるのですが、それも長谷川暢子先生に相談したら融通をつけて下さいました。

そうしたら年明けに予定されている二胡の演奏会への参加に支障をきたすことになってしまいました。当日だけは何とか空いているものの、合同練習などに全く参加できなくなってしまうのです。尊敬する二胡の師・牧  宮子先生に「やめておいた方がいいでしょうか?」と相談したところ、「逼迫した状況の中で何ができるか、ぎゅうぎゅうのスケジュールを何とかしてご自分の大事なことにエネルギーを使うのはとても素敵なことと思います。」というメッセージを頂戴しました。

今日は、義母の通うケアセンターでクリスマスコンサートがありました。みんなで歌を歌ったりして楽しいひとときを過ごしましたが、私自身の出演する〈大人数の曲ですが)二胡の演奏会のための、唯一無二の参加できる練習日でもありました。そこで先に失礼しなければならないことを所長さんに前もってお伝えしたところ、これまた融通をつけて下さいました。

 

こうやって一つひとつたっどてみたら、まだまだたくさんの方に融通をつけていただいていることを認識しました。

感謝しかありません♡♡♡

 

このようなご恩に真心で答えることしか今はできません。

そしてそれぞれ立派な方たちにご縁をいただいていいることにふか~く感謝して、歩を進めて行きたいと思うのです。

 

皆さまも、融通をつけてもらってることがきっとおありかと思います。

一つひとつ思い出し、感謝することで、「できない」って決めていたことが現実味を帯びてくるかもしれません。

本当にやりたいことのために、ではどうするか?まわりにどのように働きかけるか?

そこから少しずつ何かが動き出します‼

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これ、ケアセンター手作りのおやつです。

優しいお味でした♡

 

本日もおつきあいいただきましてありがとうございました。