ツツジの花が陽ざしの中で明るく照り映えています。
ところで、ツツジに甘い香りがあるってご存知でしょうか?
大学3年生の6月に函館の五稜郭を訪れたとき、ツツジの花ってこんなに美しいのか!という思いと、その香りの甘やかさに心惹かれたのが印象深いこととして今も心に刻み込まれています。
さて今日は自由になる時間ができましたので、姪の挙式に着ていく服を捜しに馴染みのお店に行きました。
大切な姪のお祝いですので、お花の先生の形見にいただいた黒留袖を着ていきたかったのですが、一緒に行く義母の介護もしながらの参加ですので、今回は洋服にすることにしたのです。
そこのお店のスタッフさんたちには、以前ルーンストーンをひいてもらったりしたことから、「馴染み」のような親しみを覚えています。
今日見立てをして下さったMさんは、来週には大好きなグアムにお神輿担ぎにいくのだとか・・・
「グアムに行く」というのが、まるで「ちょっと田舎に帰ってきます」というくらい自然です。しかも「グアム」で「お神輿」という取り合わせ❢しかしMさんの口から出ると、その奇妙な取り合わせも納得できてしまいます。
ちょっと異国の血が混ざっているようなはっきりしたお顔立ちだからでしょうか、Mさんはグアムばかりかハワイに行ったとしても「土地の人」と間違えられてしまうといいます。
カリブの海にも惹かれるものがある、というMさん、どうやらスピリチュアルなセンスがあるように私には感じられます。
きっと前々々世あたりで、ボートで海を渡って文化を伝えた民だったのではないかと思われます。
すると、以前どなたかに「貴女はかつて(前に生きていたとき)イタコだった」と言われたそうです。
イタコとは、自分の身体に亡くなった方の霊を招きいれ、その言葉を語ってきかせる霊能者のことです。日本では、恐山のイタコが有名です。
シンガーソングライターとしてかつて一世を風靡して今も活躍している方に矢野顕子さんがいますが、矢野さんのおばあ様は青森の土地でイタコとして、土地の方に救いをもたらしていた話をテレビで見たことがあります。
Mさんもきっとそんな霊媒体質をかつて持ってらしたのでしょう。
今日お店を尋ねる前に、ルーンストーンに尋ねたら「はてな?」という石が実は出たのですが、その通り、いつもはパッと決まる服が今日はなかなか決められないのでした。その代わり、お話をたくさんすることができました。
Mさん、昨年お母様とお伊勢参りもされたのだとか。外宮にすっくと立つ樹木が発する神聖な気配を感じ取って、立ち去りがたく思ったというのです‼
私も昨年訪れて同じように感じましたので、Mさんが語る言葉がまるで自分の言葉のように思われるのでした。
お話しすればする程、不思議です。
今度、仲良しのスタッフのYさんと一緒にサロンに来て下さるそうです。
先日着付けをしてくれた美容師のCさんも、先日凝りに凝った身体をほぐして下さったSさんも、不思議な世界を信じ、感じている方たちです。鑑定を希望なさる方の多くも不思議を受け入れる方たちです。
最近出会う方たち、みんな仲間みたいで、不思議不思議‼
思えばみんな地球の仲間、ですものね。
悲しい争いはもうやめにして不思議を受け入れてみんな仲間になってしまえば、どれほどこの地球は平和でいられるものでしょう。
不思議を受け入れた先にこそ、本当の叡智があるように私には思えます。
本日もおつきあいいただきましてありがとうございました。