開運法~埋金(まいきん)

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今日は、具体的な開運の方法をご紹介しようと思います。

持っている知恵を惜しみなく伝授して下さる朝倉梨心(りこ)先生から教えていただい開運法に埋金(まいきん)という方法があります。具体的なやり方を教わりに、岡美秀(びしゅう)先生のもとを訪ねてみました。岡先生は、埋金法を自らも実践、世に広めてらっしゃる方です。

右(上)の写真が、その埋金のセットです。

簡単に申し上げると、木製の箱に金と願い事を書いた紙を入れて、土深く埋めるというやり方です。

ただし、決まりごとがいくつかあります。

1、木の箱は、内のりが5cmで厚さが9㎜、つまり一辺の長さが5.9cmです。桧(ひのき)か桐(きり)でできています。

2、中に入れる金属は、本来「金」を用いていたようですが、実際に使用するのは、金に見立てた金属の球です。直径3.6cm、重さは450gあります。その球に金粉をまぶして「金」とみなすわけです。

3、さて大切なのは、願い事を書いた紙です。向かって右側の細長い紙に、願い事をする本人が名前と生年月日、そして願い事を9文字で書き入れます。

4、そして、もう一つの御札にあたる紙と、願い事を書いた紙、金粉をまぶした金属球を赤い布に包み、木製の箱に納めます。

5、最後に、麻のひもで十文字に結び、用意ができました。

6、この箱を、年・月・日にち・時間の吉の方位のパワースポットに埋めて完成。

注意事項:埋めるときに人に決して見られてはいけない。地中50cmに箱を納める。埋める前に感謝をし、塩で清める。

吉方位に吉の時間に行くといった場合、寒い時期の早朝だったり深夜だったりすると、えらく大変なことは想像に難くないと思います。また地面を50㎝も掘るという作業もかなり大変な作業です。しかも人に見られてはいけないというから、こそこそした感じになるでしょう。手袋はめてスコップ持ってこそこそした様子は、事件の犯人のようですね。

埋める作業の代わりに、湖など水が落ち着いて動かない場所に沈めるというやり方も、岡先生はすすめてらっしゃいます。

この一連の行為の意味は、結界を張るということだそうです。

「金」に見立てた金属球は自分の分身。それを埋める、または沈めることが結界を張るということになると言います。このとき人に見られてはいけないというのは、せっかく埋めた「金」を掘り起こされたりしないようにということかと理解しました。また、沈める場合に湖(ダム湖でもよい)を選ぶのは、せっかく沈めた「金」が流されないようにということです。方位が変わってしまうからです。

祈願文は、たとえば「願知識向上交際円満」「願身体健全気力充実」などの言葉であったり、短期決戦の場合は「必勝試験大学合格」や「〇〇大学試験合格願」「〇〇公務員試験合格」などが適しているようです。漢字9文字に願いを凝縮するのがコツのようです。

吉方位は、願う方の生年月日から割り出します。奇門遁甲埋金だと5年間、気学埋金だと1年間効き目があり、その効果は抜群だそうです。ある年は、受験生の100%が満足のいく結果が出たということです。

しかし願いには、叶ったらいけないものもありますね。そんな場合はどうなりますか?と尋ねると、不自然な願い事や、そもそも不可能な願い事の場合は、埋金に行くことが何らかの理由で妨げられるのだそうです。たとえ埋金自体ができたとしても、試験の場合は当日熱が出るなどで、結局試験会場にたどり着けなかったりするみたいです。

さて気になるお値段などは、岡美秀先生のホームページ   をご覧ください。

http://fore-nail.com

美秀先生のお宅にお邪魔すると、そこにはたくさんの龍の置物がありました。龍にはやはりパワーがあるようです。そういえば梨心先生も飾ってらしたっけ。余裕ができたら私も真似してみようかな。

実際にお会いした印象は、とても気さくで明るい空気を身にまとった方だなということです。真っ先に抱いたイメージカラーはオレンジ色です。

四柱推命もなさるということから私の生年月日を申し上げると、即答で私が変わった命式を持っていることを指摘なさいました。驚きました。私は自分を後にしてこそ自分を生かせる「棄命」という生き方を選択してこの世に生まれてきたようなのです。梨心先生に教えていただき初めて知ったのですが、初めてお会いした方にさらっと指摘されてびっくり致しました。

どうしておわかりになりましたか?と尋ねると、「私も特別格なのよ」とのこと。最身弱で自分を棄てることが求められている私の「格」とは正反対の「強旺格」でいらっしゃるそうです。この「格」のお話はとても難しいので、まだまだ私も勉強中です。自分を実験台にして、どういう場合にどうなるのかをそのうちご報告いたします。私の場合はとうに「破格」しているかもしれませんし、一説によるとその時々で自分の魂が選んで生きているという説もありますので、自分の生き方を通して世の中に報告するつもりでおります。今はまだ解明中です。

さて、美秀先生の「強旺格」は、強く自分を生かしていける「格」ということです。具体的には、自分を表す日干(にっかん)を助ける干支が命式にたくさん表れているということなのです。これは実人生ではどのように現れるかというと、周りの状況が思い通りに運びやすいということになります。実際、ラッキーな経験が多いそうです。車を停めたいなと思う駐車場が閉まっていたとしても、ちょうどそこへ管理人さんがやって来て「どうぞ!」ということになったりするのだそうです。

私は日光アレルギーと金属アレルギーのふたつのアレルギーを持っています。美秀先生とお話していてその理由がわかりました。私の命式には「火」と「金」が全くないのですが、私の場合はこの二つを必要としないから、「火」と「金」が身に触れるとアレルギー反応を起こすという考えです。

梨心先生には「あなたは、水(知)と木(仁)で生きていきなさいということです」と言われております。一生かかってやっとたどり着けるかという道ですが、これで生きていくよりほかにないと覚悟を決めております。まだまだですね。

最後にもう一つ。美秀先生のお宅は住宅街にあるのですが、さほど人通りが多いとは思えない家の前は、奥様方やお子さんたちが足を止めていかれる憩いの場所になっているようなのです。玄関に飾られている可愛い置物や花が自然と癒しになっているようです。道行く人にもよい「気」のお裾分け、そんな優しい気配りをされているのです。家を訪ねてくる人にというのならわかりますが、家の前を通る人にもという心の使い方に感銘を受けました。

今日は、岡美秀先生の勧める埋金の方法と先生のお人柄をお伝え致しました。参考にしていただければ幸いです。