2016年の流行語大賞の候補出そろう

今日、流行語大賞の候補の言葉というのが発表されました。ユーキャンが毎年おこなっているものですが、とてもワクワクする行事です。今年の世相が色濃く反映されていますものね。

そして、その一覧を見て、いかに私がミーハ―なのか自分で納得してしまいました!

なぜなら、選ばれた30の言葉の多くを私はこのブログで話題にしてきていることに気がついたからです。

今年は「申年」ですので、「子(ね)」と「辰(たつ)」と合体したとき、「水」のパワーが爆発的になって、人間関係が深まって、それが男女の仲になった場合は不倫問題に発展しやすい時、そして勢いあまって表面化しやすい時となります。

そんなことから、あっと驚く不倫がずいぶんスクープされました。

スクープしたのは文春であることから、秘密の言葉としてLINEで某タレントが使ったことから、「センテンススプリング」という言葉がインパクトが強くて、ノミネートされました。あわせて「ゲス不倫」も。

 

今や都知事といえば小池百合子さんですが、この春は「厳しい第三者の目」という言葉を残した舛添さんの話題で連日もちきりでした。

都知事関連では、ほかにも「都民ファースト」もノミネートされていますね。庶民の目線ということが「二黒土星」の今年らしいといえます。上手に今年の空気を読んだ小池さんの行動力は「小池劇場」と名付けられ、都民ばかりか国民の関心が向けられています。築地市場の問題では「盛り土」が、東京オリンピックの問題では「アスリートファースト」もノミネートされています。

 

「SMAP解散」も大いに話題となりました。ジャニーズ事務所のやり方にも厳しい目が向けられましたね。長年国民的アイドルとして活躍してきた彼らも、新しいステージに進むときということでしょうか。数々のヒット曲に青春を重ね合わせる方も多いのではないでしょうか。

 

「リオオリンピック」も開催前から日本では考えられないような問題が次々に表面化して、心配されての開会でしたが、無事に終わったこと、そして地球の裏側での日本人選手たちの活躍に、胸が高鳴りました。メダル獲得選手の銀座でのパレードはついこの間のことでしたね。「タカマツペア」もノミネートされたようです。

 

「保育園落ちた日本しね」は、その言葉の強さから政治を動かして見事でした! 子どもを育てる場である「保育園」の存在は前にもまして重要度が増しています。「育てる」がキーワードの「二黒土星」の年だからこそ、ここまで大きな問題に発展して、国を動かす程になったのでしょう。若いママたち、頑張れ‼ ママたち自体を応援するシステムもこれからはもっと必要になっていきますね。

 

「ポケモンGO」はヴァーチャルな世界と現実とが一体化したような不思議な感覚を味わえるゲームなのでしょう、全世界での流行は物凄いことになっています。しかし、事故も多発している現状は嘆きたいです。憑りつかれないように注意が必要ですね! 実に庶民的であるという点で、やはり「二黒土星」らしい現象だといえると思います。

 

スポーツ関連では、広島にちなんで「神ってる」が選ばれました。「カープ女子」という言葉も相変わらず流行りましたが、若手の無名に近い選手を応援することが、まるで一緒に闘っているような高揚感と、育てているような気持ちになるのだとか。しかし「神ってる」はすごい造語です。

 

映画からは「シン・ゴジラ」と「君の名は。」が選ばれています。どちらも庶民の日常が不意に違うものになっていく内容です。テーマは異なるものの、「庶民の日常」が垣間見られる点では共通しています。

「ゴジラ」の存在が既に日本らしいものですし、「君の名は。」に丁寧に描かれる「結び」というのは日本の伝統技術と結びついているし、「古典的なもの」「伝統的なもの」を意味する「二黒土星」の今年に流行したことは偶然ではないでしょう。

映画やアニメに登場する地を巡ることを「聖地巡礼」といいますが、行ってみたくなる気持ちはよくわかります。昔からやっていたことです。韓流ファンのおばちゃまたちが韓国の撮影シーンに行かれるのも同じことだと私は思っています。

 

さて「PPAP」はご存知ですか? TPPではありませんよ。ましてやPTAでもありません。

ピコ太郎が歌う(?)「ペンパイナッポーアッポーペン」のことです。

外国人に英語で話しかけられて困った日本人が I have a pen. と答えていたことの延長線上にある、なんともおかしい歌です。簡単で誰でも言える(歌える?)ところと、何だか知らぬ間に口ずさんでしまうノリの良さがヒットの理由かな。

一回見たらハマってしまいました!

トランプ氏のかわいいお孫さんの真似する姿がしきりと流されていましたが、それも戦略?