大忙しの一日でした。午前中は仕事、帰って夕飯の支度をしてから二胡のレッスン、そして夜は友人まるたまりさんのライブに行ってきました。今日はゆる~い親族ライブとのことで、集まった人たちもまりさんの声優仲間(気取らないけど実は有名人)、音楽やお芝居に憑りつかれた個性的な面々・・・そしてなぜか私、というアットホームなライブでした。
ジャズシンガーとしてニューヨークに歌を習いに行ってたこともある彼女のプロとしての魅力を今日は堪能させていただきました。
役者も歌い手もその年齢に応じて表現できることって違ってきて、若いときはフレッシュなパワーで人を惹きつけることができるし、年を重ねると経験を積んだからこそ出せる味わいで優しく人を包みこむようになっていったりしますね。
持ち歌のある歌手ですとどんなに上手な歌手でも、若いときと同じ歌を歌うとなると声の伸びとか張りなどが「あれっ?」という場合が少なくないのですが、いやぁ驚きました!まるたまりは凄い‼間近で聴いていて心地よい迫力を感じました。伸びも張りも素晴らしかったです。
ライブ会場は弟さんが経営するお店で、その弟さんもギターと少しハスキーな声で演奏を盛り上げ、さらには3年前に結婚した17歳も年下の彼もドラムスで加わって、「親族ライブ」と相成ったわけでした。
舞台芸術をされていたお父様と劇団四季の役者さんだったお母様のDNAなのでしょう、まりさんは、中学高校時代から不思議な何かを持っていました。命式を拝見したところ「芸禄神(華蓋)」が応援していて、進むべくして芸の道を歩んで来られたのがうかがえます。ご両親の命式にもきっと「やむにやまれぬ」芸能または芸術の道への何かが現れていることでしょう。
3時間近いライブの間、一曲の中でも様々な声を使い分け、トークも飽きさせず、さすが声優‼ 歌が映像として浮かび上がってくるという話に感心してしまいました。
今日の曲は、そのライブの最後のほうで雨上がりをイメージして歌ってくれたこの歌。
OVER THE RAINBOW
Somewhere over the rainbow, way up high
There’s a land that I heard of once in a lulaby
Somewhere over the rainbow, skies are blue
And the dreams that you dare to dream really do come true
Someday I’ll wish upon a star
and wake up where the clouds are far behind me
Where troubles melt like the lemon drops
Away above the chimney tops, that’s where you’ll find me!
Somewhere over the rainbom way up high
There’s a land that I heard of once in a lullaby
Somewhere over the rainbow, bluebirds fly
Birds fly over the rainbow, why then oh why can’t I?
Someday I’ll wish upon a star
and wake up where the clouds are far behind me
Where troubles melt like lemon drops
Away above the chimney tops, that’s where you’ll find me!
Somewhere over the rainbow, bluebirds fly
Birds fly over the rainbow, why then oh why can’t it?
If happy little bluebirds fly, beyond the rainbow
Why oh why can’t I?
虹の向こうには昔子守歌で聞いた国があって、空は青く夢がかなうところがあるという
星に願うと雲は流れ去り、つらいこともレモンのドロップのように融けてなくなっていく
青い鳥は虹を越えて飛んでいけるのに、何故わたしにはできないのでしょう?
幸せを運ぶ鳥たちが越えていけるなら、わたしにできないことはないはずだわ
おおよそこんな感じでしょうか。「虹」に「レモン」に「星」に「青い鳥」・・・夢がかないそうなものがたくさんでてきます。
虹が出ると心は弾みますね。見つけると妙にうれしいものです。
虹は「希望」の象徴です。
雨が上がったあとに太陽とは反対側に空に出るものですから、コツをつかむと案外見つけることができますね。雨が激しい程、その後の日差しが強い程、虹もまたくっきりはっきり鮮やかに空に架かるように感じます。
まるで人生のようだなと思います。
何もない平穏な人生をひとは望むものだけれども、波乱に満ちたあるいは険しい経験をした人程、そのあとの「虹」がスペシャルなものとなってくるように思います。
虹の美しさにハッとできる柔らかい心で今日も過ごせますように♡
今日もおつきあいいただきましてありがとうございました。